大昔にこんな動画を出したことがあります。
これは動画且つ「あいうえお順」という関係上、あまり名言を載せられなかった印象です。
なので、こういった名言集の記事をブログでも出してみようと思いました。
また、「おいおい、この名言がないじゃないか!」「この台詞好きなのに載ってないよ!」という方がいらっしゃいましたら、是非コメントや投稿者のTwitterにてご提案ください。このブログは基本的に「みんなで作っていくブログ」ですので、大歓迎です。
↓一応作品別です↓
☆フランダースの犬
「心で見るから目をつぶっても見えるんだよ」(画家の人)第3話
「いつもこの道で教会の姿を見るとおじいさんは心が洗われる気持ちになるんじゃ」(ジェハンじいさん)第3話
「パトラッシュはぼくの犬だ!水も飲ませないでこき使う、そんな人にはパトラッシュは渡せないんだ」(ネロ)第12話
「あんたがうらやましいよ。いい孫だ。あの目はただの目ではない。あの澄んだ目の中で何かが燃えているようじゃ」(ノエルじいさん)第13話
「何だか描けないんだ。白い紙を鉛筆で汚すのが怖いみたいで…」(ネロ)第17話
「絵の中のマリアさまに抱きしめられているような…とても温かい気持ちになったの」(アロア)第25話
「子供の時はいやなことはいやって、はっきり言えって。大人になっちまったらたとえいやでも、いやって言えないことが山ほどあるんだってさ」(ジョルジュ)第25話
「何を言っていらっしゃるんですのあなた。まさか、ネロとつきあわせたくないためだけでアロアをイギリスへやるんじゃないでしょうね?」(エリーナ)第25話
「自分の仕事を決めるのは一生の大事じゃ、自分が本当にやりたい事を選ぶんじゃよ、そしていったん選んだ仕事はどんなに辛くてもやりぬくんじゃ、その仕事に負けちゃあいかんぞ、仕事との戦いに勝ってこそ一人前になれるんじゃ」(ノエルじいさん)第32話
「コゼツさん。アロアの小さな体の中にはイギリスでのさびしさや心配事が煙突のススのようにつまっているんです。そのススを払い落とすには村のきれいな空気が一番いい。澄んだ空気とあなた方の愛情 それがアロアにとって最高の薬ですよ」(バートランド先生)第36話
「アロアの病気を治すのはいい薬でもいい医者でもない。わざわざ薬草を届けてくれるその少年のようなやさしい温かい心とこの村の澄んだ空気がアロアを健康にするんだ」(バートランド先生)第36話
「気を落としてはダメだ。人間は誰でも他人の行いを誤解することがある。それを恨みに思ったりしてはいけないよ」(ジェハンじいさん)第37話
「やさしい心って、どうしたら絵に描くことができるんだろう?」(ネロ)第38話
「人間、自分が本当につらい思いをしないとなかなか人のつらさをわかってやろうなんて気にはならんからな」(ジェハンじいさん)第39話
「人間の顔がみんな違うようにつらいことや苦しいことは人によって違うからな。仮にその人にとってはつらくないことでもそうやって他人のことをわかろうとしてくれる気持ちは感謝しなければいけないよ」(ジェハンじいさん)第39話
「年をとるとな。働けるということがすごく楽しいんじゃよ」(ジェハンじいさん)第40話
「ネロ…いい絵を描くんだぞ」(ジェハンじいさん)第44話
「なぜもっと生きていてくれなかったの?もっと上手にスープを作っておじいさんに飲んでほしかったのに。それにもう少し大きくなったらいっぱいしてあげたいことがあったのに。だってあたし、まだおじいさんに何にもしてあげていないのよ。おじいさんの絵だってまだ描きかけなのに…」(アロア)第45話
「ぼくはここで絵を描きたいんです。おじいさんの絵を描くにはこの家を離れたくないんです。この家を離れたら、うまく描けそうもないんです」(ネロ)第46話
「おじいさんが亡くなって、あんな小さな子がひとりぼっちになって、牛乳を1日1缶運んで…やっとパンの1つしか買えないような暮らしをしているのにだまっていられませんわ」(エリーナ)第47話
「わしだって生まれた時からだんなと呼ばれる身分だったわけではない。ネロの年にはもう汗水流して働いていたんだ」(コゼツ)第49話
「ぼくはおじいさんとパトラッシュのやさしい心を一生懸命に描いたんだ。今まで描いた絵の中で一番よく描けたと思うんだ。こんなにうまく描けたのはおじいさんがぼくの心の中に生きているからだよね」(ネロ)第49話
「ネロ…!あなたの描いた絵は、誰にも負けやしなかったのよ」(アロア)第52話
「パトラッシュ、ぼくは見たんだよ… 一番見たかったルーベンスの2枚の絵を。だからぼくは今、すごく幸せなんだよ。パトラッシュ、疲れたろ?ぼくも疲れたんだ。何だかとてもねむいんだ。パトラッシュ…」(ネロ)第52話
☆母をたずねて三千里
「マルコ、誰にも長い人生のうちには辛くて悲しいときが必ずあるものなのよ。そして誰もが、その辛くて悲しい出来事を自分の足で乗り越えて、一人前の立派な大人に育って行くものなの。ねぇ、勇気を出してちょうだい、マルコ…さよなら…マルコ」(アンナ)第1話
「本当はもっとちゃんとした仕事やってみたいんだ、みんながぼくのことを一人前だって認めてくれるような」(マルコ)第4話
「こんなに海が近いのにいつも小さな海しかあたしたちには見えないのね」(フィオリーナ)第7話
「ぼくたち、友だちになれるよね。…なれるよね?」(マルコ)第7話
「必ず連れて行くぞ、マルコ・ロッシ君。君のお母さんにこのペッピーノ様が必ず会わせてみせる。いざ共に行かん!はるかなアルゼンチンへ乾杯!」(ペッピーノ)第8話
「おとうさんはいつもそうやって一人で勝手に決めてばかりいるんだ。僕には何にも相談しないでおかあさんが行ってしまうのを決めたり、僕黙ってたけど、今度の引っ越しだってそうじゃないか。おかあさんの手紙が遅れててもおとうさんは心配じゃないの? 仕事仕事ってすぐに言うけど、おとうさんの仕事だけがなぜそんなに大切なの? 兄さんだって本当はもっと上の学校へ行けたのに、おとうさんの仕事のために働くことになったんじゃないか。僕もおとうさんの仕事のために学校をやめるよ、そして働いて自分の力でアルゼンチンへ行くんだ。アメデオだって働けるんだよ、もう僕の邪魔をしないで! おとうさんには言わなかったけど、僕ずっと前から働いてるんだ!」(マルコ)第8話
「機械がわしらからパンを取り上げてしまうんだ」(モレッティ)第9話
「もちろんジェノバの貧しい人、いや我々医者も含めて君のお父さんに教えられるところは多い。かけがえない人だよ彼は。彼がいなかったらあの診療所はすぐにガタガタだ。私のような物わかりの悪い医者もおるしね」(ロンバルディーニ)第10話
「海の向こうって言えばずいぶん遠いみたいだけど、海をどかしてくっつけてしまえばアルゼンチンなんて隣の町だな」(エミリオ)第12話
「私たち、忘れたい忘れたいと思っても、やっぱり母さんの事思い出してしまうんだもの。大好きなお母さんに会いたいマルコの気持ちはよくわかるわ。だからなのよ、フィオリーナ。万一、マルコが行けなくなったとき、私たちはマルコを励ましてあげなきゃいけない。悲しまないでって、きっとお母さんは元気よって」(コンチエッタ)第13話
「レオナルド君、本船には乗員一名の欠員がある、その人選は君に任せる」(フォルゴーレ号の船長)第14話
「海は歩いて渡れないんです。歩いて行けるのなら地球の裏側までだって歩いていきます」(マルコ)第15話
「おいらには船はゆりかごなのさ。そうさ、親父の顔は覚えちゃいない。おふくろのひざの味もとうに忘れた。だがこうして波にゆられながら空を見ているとあの綿畑で育った頃を不思議と思いだせるんだ。ろくなもんも食わしてもらえないつらい毎日ばかりだったがおふくろの子守唄だけは今でも忘れないよ」(ロッキー)第16話
「そうだとも、せっかくずっと一緒に旅をしながら、わしにはお前さんがおふくろさんと出逢うその喜ぶ顔が見られんのだよ。だからその…その感激ぶりを、ちょっぴりわしらも見ておきたいと…。わかってくれ、マルコ」(レオナルド)第17話
「ああ、これが見納めかと思うとジェノバもなかなか捨てたもんじゃないな。赤い壁、緑の窓、そしてオリーブの風か」(ペッピーノ)第19話
「震えてるんだよ。怖いのさ。でもああでも言わんと、ますます大騒ぎになる。きっと死ぬ者も出てくる。待つしかないんだ、じっと。耐えて待つしか…」(フェデリコ)第20話
「別れるのは辛いけど、あなたには素晴らしいおかあさんが待っているわ」(レナータ)第21話
「ごめんよ、坊や」(スリの男)第22話
「あなた、大変良いことをしてくれたのよ。あなたは、一人の人の魂を迷うことなく神様の御許に案内してくれたの。私からも心からの俺を言うわ。この国には色々な国から沢山の人達が渡ってくるわ。スペイン、イタリア、イギリス…まだ新しい、そして豊かな国を求めてね。きっとアルゼンチンはそうした人達の手で、素晴らしい国になっていくわ。けれど忘れてはならない、悲しい出来事も起こって行く…」(ジブリアーナ)第23話
「南の新天地!そのどこの街にも今夜の喝采がわしらを待っておる。あの南十字星の輝く空の下どこまでもだ」(ペッピーノ)第25話
「あんまり泣いたんで胸の中がさっぱりしちゃった。こんな気持ち、初めて」(フィオリーナ)第27話
「ねえマルコ。お母さんに会って。どんなことがあってもお母さんに会うの。きっとよ」(フィオリーナ)第27話
「人生というものはつまずきや悲しみが多いほど、ひとしお喜びも大きい。そうなんだ、何度も何度もつまずきかけて、しかもそれを乗り越えていく」(ペッピーノ)第27話
「マルコのお母さんはもうマルコだけのお母さんじゃないの」(コンチェッタ)第28話
「なに、あんたの気持ちはちゃんと通じている。それが本物のガウチョさ。もうあんな男もすっかりいなくなったがね」(料理屋の御主人)第30話
「イタリアへ帰ります。母さんの手紙がそんなに長く届いていないのなら、かあさんは死んだのかも知れない。他には考えようがないんだ、いくら捜したってかあさんはもういやしない。僕は、何かに呪われてるんだ!」(マルコ)第34話
「金さえ持ってりゃどんな悪党でも神様みたいなこの世の中だがそれでもたまにはいいこともある」(メレッリ)第35話
「奇妙なもんですな人間の出会いっていうのは。こんな異国の最果ての街で初めて会ってそしてすぐに別れる。どこでどう人間の運命なんて変わるのか。どうやら私もここで骨を埋めることになりそうだ」(メレッリ)第36話
「きっと!きっとまた会えるよね」(マルコ)第36話
「マルコ…おまえって子はほんとにどこまで…」(ペッピーノ)第36話
「元気を出せ!ジェノバっ子」(ファドバーニ)第37話
「このボーカって街はなマルコ。人なつっこいジェノバっ子がここを第2の故郷と思って肩寄せあって生きてる街なんだ。貧乏はしてても連中はみんな底抜けに陽気さ。昨日のことより明日のことを考えて生きていこうとしているからな」(フォスコ)第37話
「いいんだいいんだ。いつかお前さんもどこかできっと今夜の恩返しをすることになる」(フェデリコじいさん)第40話
「なあマルコ。汗水たらして働いたところわしらの稼ぎはたかが知れてる。そのいくらも入っちゃいねえポケットの銭でちょっぴりだがいいことができた。それがみんなにとっちゃうれしいことなんだよ」(フェデリコじいさん)第41話
「そうさ、俺にもちゃんと読めたのさ。家具屋の荷にメキーネスってあるのがな。マルコが看板書いてた時、俺ずっと見てて覚えたんだ。メキーネスっていう字だけな。字が読めるっていいもんだな、もしあん時読めなかったら、気付かないでそれっきりだったぜ」(パブロ)第43話
「ぼく…ぼくね、いろんな人に尋ねたり、たくさんの人に助けられてやっとここまで来れたんだ。もう絶対、絶対離れないよ…お母さん」(マルコ)第51話
「すばらしかったんだ。ぼくの旅」(マルコ)第52話
「帰ってくるって…!マルコは必ず帰ってくるって…」(フィオリーナ)第52話
☆あらいぐまラスカル
「動物はみんな正直ですよ。むしろ信用できないのは人間の方です」(スターリング)第2話
「お前はぼくの本当の友達だね。ラスカル」(スターリング)第14話
「あんたの友達って泥棒ばかりねぇ~」(セオドラ)第14話
「うん、まあ…そりゃそう思うけど…。男はそんな事、口になんかださないものさ」(スターリング)第26話
「何言ってるんだい。君だってまだ子供じゃないか」(スターリング)第27話
「悲しいのか、スターリング?わしもだよ。自動車なんて忌々しいものができてかわいい馬たちを追い払いやがった。おかげで近頃じゃ、わしの商売はすっかりお手上げだ。えっ?今度はこんなかわいいヤツを檻に入れようって言うのか」(シャドウィック)第27話
「ぼくは今から覚悟を決めてるんだ。もう少し大きくなればこいつは必ず森へ帰りたがる。その時は絶対メソメソしないで別れてあげたい。ぼくは本気でそう思っているんだよ」(スターリング)第32話
「シャドウィック、俺は何も後悔していないぜ。むしろ今までの何倍もドニイブルックを誇りに思っているよ」(マイク・コンウェイ)第33話
「牧師様、アンコールをお願いします」(スターリング)第35話
「スターリング、お前もいつかはああして世の中の荒波に1人で立ち向かっていかねばならない時が来るよ」(リリアン)第37話
「かわいい子ね。あんたのガールフレンド。あたしの小さい時に似てるわ」(セオドラ)第39話
「ぼくは久しぶりに姉さんを見てちょっと不安になった」(スターリング)第39話
「サーマンさん、もう一度言います。僕は絶対にラスカルを撃たせません」(スターリング)第40話
「お父さん、神様はどうして世の中をこんな不公平にお作りになったんですか?」(スターリング)第43話
「それじゃあ、ジェシカ姉さんが欲しいって書いたら?」(スターリング)第44話
「来る日も来る日も何か月もこんな一面の雪ばかり見ていると緑の季節はもう来ないんじゃないかと思えてくるんだ。だがな、しかし必ずやってくるんだ。えっ、そう思わんかね、スターリング」(フレッド)第47話
「いったん決めた事を男はそんなに簡単にひっくり返してはいけない。今お父さんが言っている事は結局は愚痴に過ぎないんだ。いいかスターリング、4月からはお前は一人前の大人と同じ心構えで生きていかなくてはならない。辛い事もあるだろう。でも負けるなよ。4月までお父さんはここに… このところお前の面倒をまったく見てやれなかったが、その分取り返すつもりでいるからな」(ウィラード)第49話
「驚いた。いざとなると女の子って強いな」(オスカー)第49話
「俺たちたとえ離ればなれになっても、いつかまた必ず会えるな」(オスカー)第49話
「なあ スターリング。お前の秘密の釣り場の魚はやたらと女の子が好きなんだな」(オスカー)第51話
「いいんだよラスカル。行っていいんだ。ぼくらの別れる時がとうとう来たんだ。行ってお前の幸せをつかめ。行け!ラスカル。…そうだ、それでいいんだラスカル。さようならラスカル。幸せになれ。さよならラスカル!達者で暮らせよ!」(スターリング)第52話
☆ペリーヌ物語
「感謝したいのはお母さんの方なの。赤ちゃんが生まれて元気な鳴き声を上げてくれた時、お母さんね、嬉しくて嬉しくて涙が出てきたの。そして、私も力一杯生きていこうっていう気持ちが、心の底から湧いてきたのよ」(マリ)第3話
「やっぱり、私たちの馬車にお乗り下さい。すぐに出発の支度をしますわ。ご心配なく、私たちは一度、あの兵隊達に調べられています。ですから、二度も調べられることはないでしょう。大丈夫ですよ」(マリ)第4話
「うん、母ちゃんの方は学校へ入れたかったらしいけど、でも俺、やっぱり母ちゃんと一緒にいたいんだ。母ちゃんってきれいなんだぞ。エトワール団のスターなんだ。そう、お前の母ちゃんもきれいだけどな」(マルセル)第7話
「これからもいろいろ意地悪をされたり 悪口を言われたりするかも しれないわ。でも私たちは決して人に意地悪をしたり悪口を言ったりすることはやめましょう」(マリ)第10話
「人に愛されるにはまず自分が人を愛さなければ…」(マリ)第10話/第21話
「母ちゃん! 父ちゃん! おれだよーっ! マルセルだよーっ!」(マルセル)第12話
「どうもこうもないよ。人間、人に親切にしてやるのは気持ちの良いもんさ。貧乏人はケチでなければやっていけないからケチをしているのさ。じいさんみたいに心の冷たいのとは違うよ」(ガストン)第19話
「神様、どうか私に力をお与え下さい。私はどうしても、娘をマロクールの祖父のところに連れて行かなくてはならないのです。もし、もし無事にあの娘を、ペリーヌを祖父の元に送り届けることが出来ましたら、その時はどうぞいつでも、私の魂をお召しになっても構いません。でも、それまではどうか私をこの世に生かしておいて下さい。そしてもう少し力を、この哀れな母親にお与え下さい」(マリ)第20話
「あんたみたいな子を好きにならない人間はいやしないよ」(シモンじいさん)第22話
「マロクールなら俺、行った事がある。でっかい織物工場のある景気の良い街だ。あの工場の持ち主はビルフラン・パンダボアヌ様といって、この辺りまで聞こえた偉いお方だ」(西瓜農家の弟)第23話
「パリカールは本当に良いロバだよ。今になっておかしいけど、私はあんたから安く買いすぎた。もっと高く買ってやれば良かったと思ってたんだ。でもやっぱり神様はお見通しなんだね。ちゃんとあんたとまた逢うことが出来たよ。そしてパリカールを安く買いすぎた償いをさせてくれたのさ。だからペリーヌ、あんたは私に何も恩を感じる必要は無いんだ。その気持ちはあんたの叫ぶ声によ~く現れているよ。商売が上手く言っているのもそのせい。ま、一緒にいる間は私の娘になったつもりで気楽にしていておくれ」(ルクリ)第26話
「もしビルフラン様の後をあのテオドールが継いだら、この工場もおしまいね」(ロザリー)第33話
「勉強には遅すぎるってことはないぞ」(ビルフラン)第35話
「だって、僕は経営の方が専門です。だからドイツ語は勉強しましたよ。こんな風に現場のことをやらされると解っていたら、英語だってやってましたよ」(テオドール)第35話
「放っておけ。わしを裏切った者を、わしは許さん」(ビルフラン)第36話
「私もよ。でも、やっぱり女の子ですもの…」(ペリーヌ)第37話
「そっか、あんたにはそういう事情があったんだっけね…。でもね、オーレリィ。事情はわかるけど、やっぱり秘書なんだからスッキリとした若々しい服を選んだ方が私は良いと思うわ。大丈夫よ、私があなたにピッタリなのを見つけてあげるから」(ロザリー)第38話
「あれがカボチャの馬車なら、まるっきりシンデレラだ」(下宿屋主人)第41話
「そりゃぁわかるさ。何しろおやじさんの作る料理には魂がこもっているからね」(ファブリ)第42話
「それに何よりも、わしを裏切らん。わしは心からあの娘を信頼しているのじゃ」(ビルフラン)第43話
「どうやら悪い報せと見たが…。つまり俺には、良い報せということかな…!」(タルエル)第45話
「うん、このロコモービルのおかげでわしはオーレリィと知り合えたと思うと、何だか、妙な愛着を感じてな。そうか…そんなに順調に動いているのか…。なかなかいい音をしている…」(ビルフラン)第48話
「さあ、早く行っておあげなさい。もう我慢なさる必要は無いんですよ」(フィリップ弁護士)第49話
「お前はとうとう帰ってこなかったが、わしにすばらしい宝物を残してくれたな。ペリーヌをありがとう、エドモン」(ビルフラン)第50話
「わしは昔ここに立って決意したことがあった。パンダボアヌ工場をフランス一の工場にしてみせるって。その頃は あの工場は今よりずっと小さかった。そして今 また新しい決意をしなければならない。それはこのマロクールをフランスで一番豊かで住みよい所にすることだ」(ビルフラン)第53話
「長い苦しい道が続きましたが、ペリーヌはとうとう幸せになったのです。そして、この長い物語もこれで終わります。皆さんも自分の幸せだけではなく、人の幸せをも同時に考えることができる人になって下さいね」(ナレーター)第53話
☆赤毛のアン
「朝はどんな朝だって面白いわね。その日のうちに何が起こるかわからないので想像の余地がふんだんにあるんだもの」(アン)第3話
「あたし今朝は絶望のどん底に落ちてはいないの!朝はそんなところにはいられないわ。朝があるってほんとに素晴らしいことね」(アン)第3話
「あたしが素晴らしいと言ったのは何もかもなの!庭も小川も森も、この大きな懐かしい世界全体なの。こんな朝にはただもう世界が好きでたまらないっていう気がするでしょう?」(アン)第3話
「恵み深き天の父よ…教会で牧師さんがそうおっしゃってたわよね? 恵み深き天の父よ、喜びの白い道や、きらめきの湖や、ボニーや雪の女王のことで厚くお礼を申し上げます。本当に感謝します。お願いの方はあんまりたくさんあって全部言うと時間が掛かるので、一番大事な物ふたつだけにします。どうか私がグリーン・ゲイブルズにいられるようにしてください。それから大きくなったら美人になれますように。お願いします。あなたを尊敬するアン・シャーリーより。かしこ」(アン)第5話
「どこの誰だかわからないアンよりも グリーン・ゲイブルズのアンの方がずっとずっといいわね。あたしはグリーン・ゲイブルズのアンよ。グリーン・ゲイブルズのアンよ」(アン)第6話
「女っていうものは、みんな強情でいかん」(マシュウ)第7話
「あの子が来てからまだ2、3週間しかたってないのにもう、ずうっと前からいるような気がしますよ。あの子のいない家なんかとっても考えられません。でも兄さん だから言ったじゃないかなんて顔はしないで下さいよ。そんな顔は女からされてもイヤだけど 男からじゃ我慢できませんからね」(マリラ)第9話
「あの子のいいところはね ケチでないところですよ。あたしゃうれしくて。けちんぼうな子供くらいイヤなものありませんからね」(マリラ)第9話
「私、心の友のために『はしばみ谷のネリー』を歌うわ! 覚えてね」第10話(ダイアナ)
「何かを楽しみにして待つところにその喜びの半分があるんだわ。楽しみが本当にならなくても その楽しみを待っている間の楽しみは 間違いなく自分のものだもの」(アン)第11話
「アン・シャーリー、私の前で二度と先生のことをそんな風に言うんじゃないよ。あんたは先生の粗探しをしに学校へ行くんじゃないんだよ。勉強するのがあんたの勤めなんだから。家に帰ってきて先生の陰口を言うんじゃないよ」(マリラ)第13話
「にんじん、にんじん…」(ギルバート)第14話
「こんなにわくわくする時に、とても皿洗いなんて現実的なことにしばりつけられちゃいられないんですもの!」(アン)第18話
「やれやれ。間違いっこないことがひとつあるねアン。バリーさんのお宅の屋根から落ちても あんたの舌は何ともなかったね」(マリラ)24話
「あの子が来てまだ2年にもならないのというのに、もうそんなことを考えなくちゃならないんですね」(マリラ)第28話
「うわべを繕わなければならないような顔を授ける神様も少し不公平だと思うの」(アン)第30話
「貧しくて想像する物がたくさんあるというのは幸せな事かもしれないわね」(アン)第32話
「小さい時に欲しかったものでも、大きくなっていざ手に入るとその半分も素敵に見えないのね。これが大きくなるって事の一番困った点だわ」(アン)第32話
「夜の11時に明るいレストランでアイスクリームを食べるのも時にはいいけれど、普段のことなら11時には自分の出窓の部屋でぐっすり眠っていたんですわ。眠りながらでも外では星がきらめき、風が小川の向こうのモミのこずえを渡っているなって何となく感じているんですもの」(アン)第32話
「今晩、床についてから考えてみます。だってものを考えるには一番いい時間なんですもの」(アン)第32話
「あんな子をいつも手元においておけるならあたしだって、もっと幸せな人間になれるだろうに」(ジョセフィン・バリー)第32話
「でもね、誰も自分の生き方を他人に強制する事はできないんだよ、アン」(マリラ)第34話
「あたし、この夏は本当に思う存分愉快に遊ぶつもりなのよマシュウ。だってあたしが子供で通るのはこの夏が最後かもしれないでしょ」
「アン、あんたそんなに背が高かったかい?」(マリラ)第37話
「そうさのう。アン。わしはお前が来てから、男の子だったらなんて考えたことは一度もなかったよ」(マシュウ)第39話
「あたしは自分以外のものにはなりたくないわ。たとえ一生ダイヤモンドで慰めてもらえなくてもね。あたしは真珠の首飾りをつけたグリーン・ゲイブルズのアンで満足よ。マシュウがこの中に込めてくれた愛情が、あのピンクのご婦人の宝石に負けないことを知ってるんですもの」(アン)第40話
「あなたはどこか、とても素敵なところがあるわね。アン」(ダイアナ)第40話
「そうさのう。あの子はそう甘やかされもしなかったようだ。時々わしがおせっかいしたのも別に害はなかったようだ。あの子は利口で、きれいで、それに何よりもいいことに優しい子だ。私たちにとってはお恵みだった。スペンサーの奥さんが間違ってくれて運がよかったと言うもんだ。もっともそれが運ならばの話だがどうもそれとは少し違うようだ。神のおぼし召しというものかもしれない。全能の神がわしたちにはあの子が必要だと認めて下さったんだ」(マシュウ)第41話
「マリラ。あたしはちっとも変わってないわ。ただ少しハサミを入れたり、枝を伸ばしただけなんだわ。本当のあたしはその後ろにいて、今までと全く同じなのよ。本当よマリラ。どこへ行こうとどれほど外見が変わろうと心の中ではこれから先もずっとマリラの小さなアンなのよ。マリラとマシュウとこのグリーン・ゲイブルズの小さなアンだわ」(アン)第41話
「今もあたしたちがあの子を養子にしていないのはなぜだかわかるかね?あの子は神から授かった子なんだよ。もともといなかった子だよ。あの子がそうしたいと言うのなら自由にさせてやりたいんだよ」(マリラ)第43話
「それは当たり前じゃないかねアン。それがふるさとってもんだよ。そしてアンのふるさとはこのアヴォンリーなんだよ」(マリラ)第45話
「そうとも。どんなに遠く離れてもお前はアヴォンリーのアンだよ。グリーンゲイブルズのアンだよ。今までも、これからもな」(マシュウ)第45話
「わしゃあなあアン、1ダースの男の子よりもお前にいてもらう方がいい。いいかい、1ダースの男の子よりもだよ。そうさのぉ、エイブリー奨学金を取ったのは男の子じゃなかったろう。女の子さ。わしの女の子だよ。わしの自慢の女の子じゃよ。アンはわしの娘じゃ」(マシュウ)第46話
「人生というものは割り切れなくていいのよアン。いいえ、割り切れてしまってはならないの」(ミセス・アラン)第46話
「マシュウがいなくなって とても寂しいんです始終…。それなのにこの世界も、人生も、とても美しくて興味あるものに思えて…」(アン)第48話
「角を曲がるとどんなことが待っているのかわからないわ。その先の道は 緑の輝きと柔らかい色とりどりの光と影に包まれたものかもしれないし見たこともない美しいカーブや丘や谷が待っているのかもしれない。でもあたしは一番いいものがあるって信じてるの。だから全力を尽くしてやってみるわ。そうすればきっと、それだけのものは返ってくると思うの」(アン)第49話
「神は天にいまし、すべて世は事もなし」(アン)第50話
☆トム・ソーヤーの冒険
「ハックは僕が泣いていたのを見ていたはずだ。でもハックはそんなことはこれっぽっちも言わなかった。きっと僕に恥ずかしい思いをさせないために違いない。ハックは本当に良い奴だ。言わしてもらうけど、そのうち僕は大金持ちになって、でぇっかい家を買うんだ。そしてその家をハックと半分ずつにして一緒に暮らすんだ。奴だってこの話にはきっと乗ってくれると思う」(トム)第4話
「謝ればいいんだ。頭下げて謝れば、たいていのことは上手くいくぞ。すいませんって」(ハック)
「じゃあ誓わないよ。僕が誓わなければおばさんが死ねないなら、いつまでも生きていてよ。僕はどんなに叱られてもいいから、おばさんに生きていてもらいたいんだ。おばさんは…!おばさんはお母さんだもの」(トム)第9話
「お兄ちゃんは決していい子じゃないけど弱い者いじめはしないよ」(シッド)第11話
「お兄ちゃん、幸せだな。死ぬとけっこう色々と褒められてさ」(シッド)第15話
「俺は人が経験したことがないことを経験したい」(トム)第16話
「確かに…。しかし校長、彼らは無断で4日間も私の授業をサボッたんですぞ。これは喜ぶべき事ではありませんな」(ドビンズ先生)第17話
「あたし卑怯だったわ。トムの教科書汚したのチャーリーだって知ってたのに黙っていたなんて…。明日トムに話そう。もう、意地を張るのはよそう」(ベッキー)第17話
「お母さん。人にあやまるって勇気のいることね」(ベッキー)第18話
「村のお母さん達はみんな子供が俺と遊ぶのを止めているらしいが、たいていの子供達は俺の友達さ。特にあのトムは俺の良い友達さ、まぁ俺の親友だな。トムが俺と付き合っているから、他の連中も親に何と言われようとも俺と平気で付き合うようになったのさ。あいつのこと、手に負えないいたずら坊主だって言っているけど、本当は優しい良いヤツさ。なぁ、そうだな?」(ハック)第23話
「そうね、私もハックのことそんなに悪い子だと思ってないわ。だってお母さん、私は前から思っていたのよ。村の人がもっとハックに同情してやらなきゃならないって。親に捨てられてもちゃんと一人で生きている健気な子ですもの」(メアリーねえさん)第24話
「ジムもやっぱりケアルの町に行きたいのかい?」(トム)第33話
「お母さん、お願いだからどこか悪くなってちょうだい」(メアリーねえさん)第34話
「大丈夫かなぁ~…調子に乗ってあんまり高くあがると、おてんと様にぶつかっちまうぞ」(ハック)第37話
「ねぇシッド、あんたいったい誰?」(ベニー)第45話
「俺が君を殺すって? どうして? 俺が君を殺さなくちゃいけないんだ?フハハハハハハッ。まさか本気でそんなこと言ってるんじゃないんだろうな? 君みたいな罪のない子供を、俺がどうしてまた、ハハハハハッ…!では、そろそろ退散するか。トム、しっかり看病してやれ。あばよ、もう二度と会うことはないだろう。俺は遠くへ行っちまうのさ」(インジャン・ジョー)第48話
「言わしてもらうけど、大人がこんな夜遅くまで酒飲んで酔ってるのも感心できないぜ」(ハック)第49話
☆家族ロビンソン漂流記 ふしぎな島のフローネ
「それはそうだ。しかしお父さんに言わせると、医者というものは医者を一番必要としているところで働くのが一番の生き甲斐であり、それが医者としての使命であると思うんだ。このベルン市には他にいくらでも医者がいる、お父さんがいなくたって大して困りはしない。生活が贅沢で、太りすぎたり糖尿病にかかったりする人の面倒を見るよりも、新しい国で一生懸命働いて病気になった本当に医者を必要としている人たちの面倒を見る方が、どれだけ有意義か知れない」(エルンスト)第1話
「あなた、人間はいつなんどきどんな事が起こるかわからないのです。ですからあなた、普段からどなたに対しても広い心を持ってお付き合いしなければなりません。これからは人様に対してもっと広い心を持って下さいね」(キャサリン)第4話
「あったかい…地面っていいな」(フローネ)第9話
「平気、か、か、簡単じゃないのフローネ。こ、これは病み付きになりそうよ。で、で、でもフローネ、こ、こんなことは二度としないでよ」(アンナ)第11話
「衣食住の面で、どんなに原始的な生活を強いられようと、心は常に文明人である事を忘れないようにしよう」(エルンスト)第15話
「私はね、いつもこう思うんだ。私たちがこんな所に漂流したのは災難だったが、いつか文明社会に戻ったとき ここでの生活は子供たちにとって決してムダじゃないってね」(エルンスト)第17話
「うん、でもどうして鳥さんが産まれたの? うん、亀の卵だと思ったんだ。あんなところに落ちていたら、産まれてから海に帰れないでしょ。可哀想だから海に連れててってやろうと思ったの」(ジャック)第22話
「なあ、フローネ。人間に大事なのは姿形の美しさじゃない。気持ちが美しいかどうかなんだ。どんなに顔がまずくても気持ちさえ美しければ…」(エルンスト)第24話
「これじゃあ、明かりなしで目が腐るほど眠る方がマシだわ」(フローネ)第25話
「お母さんこれ…お仕置きして下さい。私は今日も言いつけを破って家を離れて、宿題も全部やってないし…ヤギさん達が心配だったの」(フローネ)第30話
「お姉ちゃん、僕もう暇だから遊んであげる。じゃなくて…一緒に遊んで」(ジャック)第31話
「人間が生きていくということは 単に生命を維持することではないんだ。 他人との交流を持って人類の歴史が築いてきた文化の恩恵を受け、そしてまた新たな文化を 我々が付け加えていくということ。それが本当に生きるということなんだ」(エルンスト)第32話
「あたしたちは家族5人も一緒にいるのよ。助け合うことができるわ」(フローネ)第35話
「モートンさんは強いんだね。だって昨日、手術の時平気で眠ってたもん」(ジャック)第37話
「そこがあの人の性格なんだろう。成功するかどうかわからないことを、しゃべるのは嫌だったんだ。いたずらに希望を持たせて、あとで落胆させるのはかえってよくないからね」(エルンスト)第43話
「それもあの人の性格じゃないかな? 好意を素直に表せなくて、逆に憎まれ口を叩いたりする人が時々いるものだ」(エルンスト)第43話
「もしここに置き去りにされたら、生まれた時から人間に飼い慣らされたロバはもう野生に返ることは出来ねぇ。遅かれ早かれ狼にでも襲われて、食い殺されるのがオチだ。仮に半年や一年生き延びて自然死をしたにしても、死体はハゲタカの餌になる。こうやって手厚く葬ってくれる者などいねぇ。さて、わしも祈ってやるか」(モートン)第45話
「とんでもねぇ、そんな浮かれた話じゃねぇんだ。明日の出発は、死出の旅路になるかも知れねぇぞ。今夜、みんな早くベッドに入ってぐっすり眠るんだ。もしかしたら、今夜限り永久に陸(おか)の上で眠れねぇことになるかも知れねぇからな」(モートン)第48話
☆南の虹のルーシー
「あんた案外ませてるのね」(ケイト)第2話
「大丈夫よ。こっちが何にもしなければ向こうも何にもしないわ」(ルーシー・メイ)第4話
「幸せにならなくては、どんな事があっても…」(アーニー)第7話
「誰でも自分の新しい運命を切り開こうと必死に努力するしかないんだよ。我々は」(パーカー)第10話
「あのな、ベン。その…、酒はすぐにはやめられそうもないが患者はまじめに診ることはここで誓ってもいいよ。いや! はっきりここで誓うよベン」(デイトン)第12話
「あの人は姉さんが体を壊して苦しんでいる時、順番を無視して先に上陸しました。パーカーさんにもらった新鮮な肉を、ペティウェルさんの犬に盗まれたこともあった。僕たちが使うはずだった牛車をペティウェルさんは横取りしたんですよ、そのために僕たちは代わりの牛車を探すのにどれだけ歩いたか…。荷物を運ぶのがこんなに大変なら、組み立て式の家を運ぶのはとても無理だと考えて売るのを決心したんですよ、ねえ、父さん!」(ベン)第15話
「じゃあ二人でのぞきましょ。二人一緒なら悪い事も半分ずつに分ける事ができるでしょ」(ケイト)第15話
「私は6歳の時に親元を離れてね。12歳の時に海軍に入ったんだ。その時私は、自分のことを一人前だと思いこんでたけど…そうか、12歳というのはまだまだ子供なんだなあ」(ライト大佐)第21話
「ベン、僕だってディンゴについてそれほど詳しい訳じゃない。でもね、もしもあの子犬が大きくなって、犬とはまるで違う危険な性質を現したら…いいかい、その時はこの親と同じように殺さなければならないんだ。いや、殺す勇気がないんなら始めから飼わない方が良い、今の内にどっかへ捨ててしまいなさい。そうすれば、あの子供は多分自分では餌を獲れないから、自然に死ぬかも知れない」(バーナード)第22話
「あの犬はお前だけでなく、他の人たちにもなつくことが必要なんだ。なつかないまでも敵意を持たない。お前はそういうふうに育てていくんだ。できるだろ? お前なら」(アーサー)第23話
「そう、そうよ。あんたが動物好きならなおさらそうでしょ? あんたに飼われるのが幸せか自由に大地を飛び回るのが幸せか…わかる?」(ケイト)第24話
「あんたは大きくなってもお乳は出せないわね。でもおいしいお肉になってくれるわ。…あっ…今のはルーシー・メイに内緒」(クララ)第31話
「私たちはいつかきっとあの虹の橋のたもとまで行く事ができるわ。それまでみんなで力を合わせて頑張りましょうね」(アーニー)第32話
「酒を飲めない者は大人とは言えん」(デイトン先生)第36話
「私のうちはここよ。どんなことがあっても私はルーシーメイ・ポップルだわ」(ルーシー・メイ)第47話
「いつかはそんなふうになるかと思ってたけど、もうダメね、きっと…」(ケイト)第50話
☆アルプス物語 わたしのアンネット
「バカね、あんたは。私はここが一番好き、このロシニエールが」(マリー)第1話
「大事に可愛がってやってね、母さんがいなくなっても。可哀想なアンネット、私のアンネット…」(フランシーヌ)第3話
「来ちゃダメ、来ちゃダメよ~。あんたなんか来たって何の役にも立たないわ!」(アンネット)第6話
「よくあれだけ夢中になれるわね。ルシエンはまだ子供なんだわ、きっと。それにしてもあれが私の友達かと思うと、感心するのを通り越して情けなくなるわね。私にはとてもあんな真似出来ないわ」
(アンネット)第9話
「おじさん…ぼく…ぼく…きっぷもってない。ぼくきっぷもってない、おねえちゃんももってない…」(ダニー)第10話
「あんたはサンタクロースのおじさんに贈り物をもらえないのよ。サンタクロースのおじさんはお金持ちの子供のところにしか行かないから…」(アンネット)第11話
「肝心なのは怒ったままで1日が終わるようであってはならないってことなんだよ。アンネット」(クロード)第13話
「ルシエン、あんたダニーに何をしたの? 一体何をしたの? もし…もしダニーが死んでいたら、あんたを絶対に許さないわ! 私が生きている限り、あんたなんか絶対に許さないわよ!」(アンネット)第15話
「でもルシエン、これだけは覚悟しなきゃいけないよ。これからしばらくの間、お前はみんなから悪く言われたり、辛く当たられるかも知れないけれど、お前はそれに耐えなくてはいけない。それがお前の償いなんだから。さ、もう2階へ行っておやすみ。色んな事は忘れてぐっすり眠るんだよ」(モレル)第16話
「子供のくせにケチくさい事言ってると嫌われるわよ」(アンネット)第17話
「なぁに、わしは一人暮らしで日によると一日中何もしゃべらん事があってな。お前でも来てくれれば気が紛れるというものだ。お前も今のところ友達もなくて寂しそうだし、二人はちょうど良い友達になりそうだ」(ペギン)第19話
「あれが幸せか…ちっともわからなかった。でももし元のような生活に戻ることができたら、今度は僕はっきりわかりますよ。これが幸せなんだなってことがきっとわかると思う」(ルシエン)第22話
「その彫刻刀がお前の幸せを見つけてくれるさ」(ペギンじいさん)第22話
「私はノアさんにはなれそうもないわね」(アンネット)第22話
「誰のせいでもないわ、ルシエン。運が悪かったのよ。うちも、バルニエルさんのところも。そうだ、ミルクを温めてあげるわ。それを呑めば気持ちも落ち着くわよ。さ、ルシエン、元気を出して。男じゃないか!」(マリー)第24話
「ねえルシエン、もうぼくのこと心配しなくていいんだよ。もう普通の人と同じくらい歩いたり走ったりできるもん。だからもうルシエンは心配しなくていいんだよ」(ダニー)第25話
「おへそがなくなったら、もうあんたなんか蛙になるしか道がないのよ」(アンネット)第27話
「僕もダニーは受け取ってくれると思います。でも僕は、アンネットにも喜んで受け取ってもらいたいんです。もしアンネットが喜んで受け取ってくれたら、アンネットと僕は素直な気持ちで話をしたり、野苺を摘みに行ったり、そんな風な何でもないことが元のように出来るんじゃないかと思うんです。だから僕はこの馬を一等賞にしたいんです」(ルシエン)第28話
「誰も僕を知らないところ、誰も僕のしたことを知らないところ、誰もアンネットを知らないところ、誰もアンネットのしたことを知らないところ、誰も僕とアンネットを知らないところへ行って、何もかもはじめからやり直すことが出来たらなぁ。もしどこかに他のところへ行って住むことが出来たら、どんなにいいだろう。あの山の峠の向こうに姉さんのいるモントルーがあるんだな…そうだ、モントルーに行ってみようかな。ハハッ…ダメだ、姉さんに見つかって連れ戻されるに決まってる」(ルシエン)第30話
「男はどんなにつらいことがあっても逃げ出してはいかんのだ。お前にも事情はあるじゃろうがくよくよしても始まらんぞ。無理にでも男らしく勇気を持つこと、そうすりゃ何とかなる」(農夫のおじさん)第31話
「もうお前は自分のした事をとても後悔しているわ。だからするべき事は1つしかないわ。ルシエンと話し合う機会を作る事よ、わかるでしょ。そしてルシエンによく謝るんだね。お前にその気があるんなら神様は必ず勇気と力を与えて下さる。それを信じる事だよアンネット」(クロード)第33話
「今、私の心の扉を開きます」(アンネット)第34話
「神様、どうか、どうかアンネットをお守り下さい。僕とアンネットはやっと仲直りが出来たんです。だからお願いします。もうこれ以上、僕からアンネットを奪わないで下さい。お願いします」(ルシエン)第36話
「おぱあちゃん、治ったんだよ、僕の足。おばあちゃん、見たでしょ? 僕ちゃんと走れるんだ!」
(ダニー)第47話
☆牧場の少女カトリ
「ねぇ、この戦争いつになったら終わるの? 学校ではそういうこと教えてくれないの? そう…学校って、あんまり役に立たないところなのね」(カトリ)第2話
「まぁ、ずいぶん子供っぽい考えね。私ね、仕事が辛いことは解っているの。だから、少しくらい辛いのは我慢する。一生懸命頑張るつもりよ」(カトリ)第5話
「ここから南の牧場までだいたい1キロですから往復で2キロ歩いたことになります。そしてあの牧場の長い方は約500メートルありますから牛たちを3回ほど往復させます。そうすれば5キロになります」(カトリ)第7話
「あいつは良い奴なんだ。この間ここで、お父さんの前で、僕のこと褒めてくれたんだ。根性があるって。殴り合いの喧嘩をしたすぐ後だっていうのに。お父さんがカトリのところへ遊びに行っても良いって言ってくれたのも、ペッカのおかげだと思う」(マルティ)第12話
「本はね、いろいろな知識を与えてくれる。そして考えることのできる人間をつくってくれるんだ」(アッキ)第14話
「やめた。寝るのやめた。でも勿体ない。折角カトリと一緒にいられるのに、今眠ったら勿体ないや」(ペッカ)第19話
「ああ、本当はあなたにいつまでもここにいてもらいたいの。家畜番としてではなくて、私の娘としてね」(ウッラ)第24話
「胸を張ってまっすぐ前を見て歩きたい」(カトリ)第24話
「全くのウソ、実を言うと今日初めて撃ったんだ。上手く撃てるかどうか心配だった。友達が身を守るのに必要だからって貸してくれたんだけど。とんだところで役に立ったよ。お茶をもう一杯どう?」(アッキ)第26話
「カトリ、ペッカは友達かも知れないがクウセラ屋敷の雇い人だったことを忘れないでくれよ。俺は旦那様がいないこの屋敷のことを任されている。雇い人が俺に逆らうような事があると、上手くやって行けない。例えそれがペッカであっても、他の者に示しがつかなくなるんで困るんだ。わかったかい? カトリ」(ビリヤミ)第28話
「カトリ、あなたも白鳥になりたいのね」(ロッタ)第30話
「私はねえ…カトリだったらなれると思うよ。学校にも行けないような貧乏人の娘でも、努力すれば看護婦だろうが学校の先生だろうが何にでもなれるということを見せてほしいわ。あんただったらそれができるわ、カトリ」(アンネリ)第30話
「嵐や吹雪と違って戦争は人間が始めたものだから人間がやめさせる事ができるはずだわ」(カトリ)第33話
「あーっ、そう、それよ! 奥様…その言葉よ! お願い、もう一回言ってみて、カトリ。ねぇ、お願い、ねぇ」(アリーナ)第37話
「夢は持っていた方がいいよ、夢は絶対に叶えられる」(マルティ)第38話
「あたし、これからも夢を持ち続ける。ずっと持ち続ける」(カトリ)第40話
「運のいい子ねあなたは。だけどその幸運はあなた自身の努力でつかみ取ったようね。幸運はそう簡単に転がり込んで来ないものよ」(エミリア)第40話
「私は心配してないの、本当言うと。あなたみたいにしっかりしていれば何も怖いものはないわね。きっとじっと辛抱しなくてはならないことが起きるわ。でもこれから先、あなたが大人になるまで何度か起こる事よ。そういう時、あなたに好意を持っている人、信頼している人が何人もいることを忘れないでね」(ロッタ)第44話
「おじいちゃん、おばあちゃん、私はとうとう学校へ通うことになりました。今日、試験に合格しました。まだ夢のような気持ちです。髪の毛を引っ張ってみました、やっぱり夢ではありません。カトリ・ウコンネミは自由学院初等部の6年生です。そして、なんと特待生になったんです」(カトリ)第48話
「あなたはお母さんが考えていたよりずっとずっと素晴らしい娘になっていたわ」(サラ)第49話
☆小公女セーラ
「呆れた方だ。金額で言ってるんじゃないのがわからんとみえますな、売る気はありません。お帰り頂きましょう」(洋服屋の御主人)第2話
「見てるといいわあの子達。いまに思い知らせてあげるから」(ラビニア)第4話
「ありがとうございます。私、もう平気です。石炭桶がいくら重たくたって、台所でいくら怒鳴られたって我慢できます。だって、こんなに親切にしてくださるお嬢様がいらっしゃるんですもの」(ベッキー)第8話
「それはお父様の事業が成功してくださるのは嬉しいけど…それで私が変わるはずないと思うわ。私は今まで通りの私、セーラのつもりよ」(セーラ)第9話
「セーラ、あなたの父親のことで話すことがあります。死んだんです」(ミンチン院長)
「お嬢様は変わったりなんかなさっていません!どんなことが起こったって、お嬢様はプリンセス様なんです。いいえ、誰がどう言ったって私だけはそう決めてるんです」(ベッキー)第13話
「ち、違うわ。私、変わってなんていないわ。だって、いくら話しかけても私から逃げようとしているみたいなの、あなたの方ですもの。私、どうしていいのか頭の中かめちゃめちゃになって…」(アーメンガード)第14話
「私、もっと強く生きたいの。いいえ、強く生きていかなければならないのよ」(セーラ)第15話
「まかせてください、俺についてくればいいんです」(ピーター)第19話
「意地悪って本当はしているその人も決していい気持ちじゃないのよ。ラビニアもきっといつかその事に気がつくはずよ…」(セーラ)第20話
「それはあんたのものだよ。その4ペンス銀貨がね、あんたに拾って欲しいって、わざわざそこに落ちていたのさ。あんたお腹空いてんだろ?構わないからそのお金で何か買っておあがり。うちのパンでよかったらおまけしてあげるよ」(パン屋のおかみさん)第23話
「だって、だってエミリーはわたしの妹だもん、ラビニアが取っちゃ可哀想だもん。」(ロッティ)第24話
「もしセーラ君が以前のように大金持の娘じゃったら、あなたはセーラ君を叩いたりしたでしょうか?」(デュファルジュ先生)第26話
「セーラ君。人生にはつらく悲しいことがたくさんある。だがくじけてはダメじゃ。希望を持って一生懸命努力するのじゃ。努力をすれば報われる日がきっと来る。私は君のその勇気を信じておる。セーラ君、君には持てる。いや、君なら持てる。努力する勇気を」(デュファルジュ先生)第27話
「ラビニアさんのお母様はやかましい方ですから、そのつもりで」(ミンチン院長)第33話
「いけませんです、お嬢様。こんなに冷え込んできてるのにあんなところでお休みになったら死んでしまいますです。さあ、屋根裏の私の部屋へ参りましょう。二人で寝れば火なんかなくても暖まれますです」(ベッキー)第39話
「私、今負けそうになる自分に勝とうとしているのよ」(セーラ)第39話
「先生は私に親切だったことはありませんでした。それに、ここが私にとって家だったこともありません」(セーラ)第42話
「あたし、セーラにはきっといつか変わったことが起こるって思ってたわ。だってあの人自身がすごく変わってるんですもの」(ガートルード)第43話
「おだまり!セーラの後ろには誰か有力な保護者がついていることがわかったのです。毛布も食器類も…いえ、あの屋根裏の豪華な食事も、きっとその保護者が差し入れていたに違いないのです。いいですね、セーラを今までのようにメイド扱いにしてはなりません。わかりましたね!?」(ミンチン院長)第43話
「この子が…!ラルフの娘だったんだ…!」(クリスフォード)第44話
「きっと何十年も経って、あなたがダイヤモンドプリンセスからダイヤモンドクイーンになった頃にね。その頃はきっと私、アメリカ大統領夫人になっていると思うけど」(ラビニア)第46話
☆愛少女ポリアンナ物語
「わーい、よかった!」(ポリアンナ)第1話
「ポリアンナ、神の御心に従えないというなら食べなくてもいい。だがお前は本当にそれでいいと思っているのか? 今ここにパンとミルクがある。そのことに感謝しなければならない。お前は毎日、大好きなパンとミルクをたっぷり食べることができる。そのことを喜ばなければいけないだろ?今日は食べられなくてもお前には明日か明後日、とにかくハムエッグを食べる楽しみがあるんだよ。そうは思わないか? ポリアンナ」(ジョン・フィティア)第1話
「いいかいポリアンナ。神様が800回も“楽しめ”とか“喜べ”とか言われているのは私たちみんなが喜ぶことを望んでいらっしゃるからだよ。これからは聖書の中だけではなく毎日のいろいろなことの中から喜びを探してごらん。きっとどんなことにも “ああ うれしい” ”ああ よかった” って思えることがあるはずだよ」(ジョン・フィティア)第2話
「お前と私のふたりきりの生活にはないいろいろなことの中で、きっと本当によかったと思うことがたくさんあるはずだ。よかったを探すんだポリアンナ。そのよかった探しがきっとお前を幸せにしてくれる」(ジョン・フィティア)第2話
「あたしははもう金輪際ここを出ないわよ。ポリアンナお嬢様にはどこかに隠れ場がなけりゃやりきれないでしょ。あたしはその助けの岩になるつもりなの。そう決めたのよ」(ナンシー)第5話
「ほら 見て。森や林や 川や湖がまるで絵みたいにきれいでしょ。それに町にたくさんの人が住んでるでしょ。私、いろんな人を眺めるのが面白くて仕方ないの。何度見たって飽きないわ」(ポリアンナ)第8話
「ドアをバタバタさせちゃう時ってそれだけの訳があるわ。とってもうれしくてたまらない時にはどうしたって静かになんかしていられないはずですもの」(ポリアンナ)第13話
「お母様、それなのに私、ジョンの娘を引き取りました。ハリントン家の当主としての義務と責任を果たすため、ただそれだけのために。でもお母様。私は今、なんだか酷い間違いをしているような、そんな気がして…。あの子は、お姉様そっくりだわ」(パレー)第14話
「あのう、パレー様。子供が熱を出すというのはよくある事でして、他に吐き気も痛むところもなければ、そっとして様子をみた方がよろしいかと思いますが。いいえ、私たちは親からこんな場合には下手に強い薬を使って胃を壊すより、消化の良いものを食べさせて安静にするのが良いって、教えられてまいったんでございます。ですから…」(ダルギン)第18話
「家庭には婦人の手と心と、子どもの存在が必要なんだよ」(ジョン・ペンデルトン)第19話
「パレー様、お嬢様はここにいらした時、第一番におば様に覚えていただいて、一緒によかった探しをしたいと仰いました。でもよかった探しは亡くなられたお父さまが始められたゲームだから、どうしてもお父さまの事をお話しすることになる。だから…だからお嬢様は諦めなさったんです。それがどんなにお辛いことだったか…」(ナンシー)第23話
「ねえ先生。私のお父さんはいつも言ってたのよ。どうしてもやりたいことがあってそれが正しいいいことだと思ったらどんなに苦しくてもつらくてもやってみるべきだって。お父さんもお母さんもそういうふうに生きてきたつもりだって」(ポリアンナ)第25話
「いいこと? ポリアンナ。もうこんな騒ぎはごめんですよ。今日のように街の外れまで迷って行って無事に戻れたなんて、全く思いもかけない事なんですよ。普通ならあなたはもう二度と家族と人たちに会えなくなるところだったのよ。たとえそうなってもみんな自分の分別のなさから出たことで、誰も恨むことは出来ない。それくらい大都会というところは恐ろしいことがいっぱいあるということです」(カリウ)第32話
「僕は行かれません。本当に僕を欲しいと思っていらっしゃるんじゃないからです。僕じゃない、本当のジェミーだけが可愛いんです。それはちゃんと分かっています。僕は…僕は違うジェミーです」(ジェミー)第37話
「おば様、私せっかくジェミーとお友達になったのに、ポリアンナがいなくなったら二度と会えないかも知れないのよ。ねぇ、ジェミー。だからおば様、せめてポリアンナがいる間だけでも、一緒にいたいの」(サディ)第39話
「気になるんでしょ? ジミーのこと」(デラ)第40話
「そりゃあ謝るのは照れくさいし、謝ってもし許してもらえなければ面目がつぶれるような気がするだろう。しかし本当に相手を大切に思うなら潔く非を認めて頭を下げるべきじゃないのかな」(ジョン・ペンデルトン)第41話
「なぜでございます? 神様! なぜこんなむごい仕打ちを…! わしはこれまで一度だってあなた様をお恨みしたことはございません。しかし今度ばかりは恨みます。なぜ…なぜこの年寄りを身代わりにお召しくださらんのです。なぜ、これからという旦那様を…」(トム)第43話
「お嬢様、たとえ奥様がお会いにならなくてもお嬢様さえ喜んでお迎えなされば、カリウ夫人はきっと喜ばれます。私はそれで十分だと思います」(ティモシー)第45話
「うん。僕、本当は橋を造りたいんだ。橋がないために向こう岸に渡れなくて困っている人が、たくさんいると思うんだ。だから、そういうところにどんどん橋を架けたら素敵だと思って」(ジミー)第47話
「カリウさん、確かに本当のジェミーのことを隠しておくのは酷いことかも知れません。あの子達の小さな胸を痛めつけることになるかも知れません。でも私、あの子達の側にいるととても素直になれますのよ。人を思いやることが出来る優しい心に触れると、とても幸せになれますの。あの子達がその心を持ち続ける限り、私はあの子達を信じることが出来ます。あの子達を信じて、待つことが出来ますわ。それがみんなの幸せになると、私は信じておりますの」(パレー)第51話
「私ね、ポリアンナやジミーを見ているうちに、もし本当のジェミー・ケントがいても何処かできっと幸せに暮らしているに違いないって思えるようになったの。無理に探し出して平和を乱すより、そっとしておいた方がいいんじゃないかしらって。私にはもうあなたっていうジェミーがいるし、ポリアンナが言っていたように、あなたが幸せになれば本当のジェミーもきっと幸せになってくれると思うのよ。だから、まずあなたに出来る限りの治療をさせてあげたいの」(カリウ)第51話
☆愛の若草物語
「お母様、ジョンは仕方なく私を捕まえたんだと思うの。さっきからずっと私にひどいことをしてごめんなさいと言い続けていたわ、だから…」(ベス)第3話
「残念ながら来なかったよ。…でももし、ここへ来たら私は何としてでも助けてあげたよ」(ハンナ)第4話
「自分で書いた話を読んで泣けるなんて、あんたも幸せ者ねぇ~」(メグ)第9話
「小説のことだけど僕に1つだけ忠告させてくれるかい? 身近なことでいい、聞いたことでもいい。まずよく知ってることを書けよ。古いお城や伯爵なんて出てこない話を」(アンソニー)第10話
「自尊心か…。あんたの父さんは、フレデリックは私に言わせれば本物のバカですよ。つまらない自尊心を捨てれば、私たちの財産はみんなあの子のものになったのに。いい年をして戦争などに行かないで私たちのところに頭を下げてくれば、仕事だって、地位だって、財産だって手に入れることが出来たのに。信念だって? 奴隷解放だって?」(マーサおばさま)第11話
「いいんだよ、ゆっくりで。慌てて変な家に住むようになっては、つまらないでしょう。という訳だからジョオ、あんたも無理して貸屋探しなどするのはおやめ」(マーサおばさま)第12話
「ありがとうジョオ、あなたの最初の原稿料を頂いた今日のことは、一生忘れないわ。新しい小説家の誕生ね」(メアリー)第13話
「他人の家をちょっと外から眺めただけで幸せな家庭か不幸せな家庭かなんて、分かりませんよ」(ブルック)第15話
「友達なんて焦って作るものじゃないわ」(ジョオ)第15話
「図々しくなくちゃ、新聞記者なんて勤まらないもの」(ジョオ)第16話
「フフ、あたしの顔がそんなに甘い?」(ベス)第17話
「私こうやってほとんど毎日おば様に本を読んであげたり、お話相手になったり、小言を言われたり、九官鳥や犬の世話をしたりしているうちに初めてお会いしたころと比べると百倍も千倍もおば様が好きになってきました。おば様にはいつまでもいつまでも長生きしていただきたいんです。だからお願いします。どうかお医者様の診察を受けてください」(ジョオ)第17話
「姉妹がいる、お父さんはいらっしゃらないようだけど優しそうなお母さんがいる。笑い声がある。歌声がある。家庭の温かさに満ちあふれている…」(ローリー)第19話
「私もうこの方怖くないわ。やさしい目をしてらっしゃるんだもの。お口は少しむっつりしていてずいぶん頑固そうに見えるけど、でも好きだわ」(ジョオ)第20話
「それから、お届けいただいたお薬は大変結構でしたと伝えてね」(ローリー)第20話
「なんでさっきからこの家の様子を伺っていたんだ!?」(ローリー)第21話
「取り替えてきたわ、オーデコロンの大瓶と。これならちょうど1ドルよ。そ、朝聖書を読んだの。そしたら私、急に自分のしたことが情けなくなって…おば様から頂いた1ドルを全部お母様へのプレゼントに使おうって約束したのに、昨日買ったオーデコロンは30セントだったの。自分のために70セントを使おうと思って残しておいたの」(エイミー)第22話
「僕はどんなに歳を取ったって、近頃の若い者はどうのこうのなんていう言い方は、しないつもりだ」(アンソニー)第24話
「さあどうだ、ジョオ・マーチ。今頃後悔しても、もう後の祭りだよ」(エイミー)第28話
「怒りを持ったまま明日を迎えるのはよくないわジョオ。家族はお互い許しあい、助け合って、明日はまた新しくやり直しましょうよ」(メアリー)第29話
「私はそれを直すのに40年かかったわ。それでもまだやっとカッとなるのをおさえるだけ。お母様だって毎日何かしら怒らない日はないのよ。理想はね、心から怒るということがないようになりたいと思っています」(メアリー)30話
「無理だなんて、僕はメグと踊るために来たんですよ。そのドレスは好きじゃないけど、メグ、あなたは本当にきれいですよ、確かに」(ローリー)第31話
「そうだよ、人間は働いていれば悪いことはしないもんさ。ブラブラ遊んでいるとろくな事はないさ」(マーサおばさま)第33話
「お~や、そうかね? ま、とにかくエドの行き先を本当に知らないなら、キングさんにそう言いなさい。どんなダメな息子でも子供は子供だからね。キングの奥様は心底心配しているんだよ」(マーサおばさま)第36話
「私のことも、ああいう風に言ってもらいたいもんじゃ。ジェームス・ローレンスさんはとっても良いお友達ですとな」(ローレンス)第38話
「エイミーのも読まない方が良いんじゃない? お互いに自分の思ったことを書いて出すから、お母様も喜ぶんじゃない? 4人で申し合わせたような手紙じゃつまらないでしょ。ジョオは小説家だし、文章にうるさいでしょ? 私の手紙にもきっと不満があると思うし、エイミーにも…」(ベス)第39話
「こんな風に書こうと思ったの。私はまだ若いからそういうことはよく分かりません。お母様に秘密にしておくのも嫌ですから、そちらでお父様にお話し下さい。もちろん今までのご親切は絶対に忘れません。お友達になりたいと思います。…って」(メグ)第44話
「人が幸せになるのを喜べないようでは、人間として失格だね」(ローリー)第47話
「私は…おば様、自分の好きな人と結婚します。いいえ、私は結婚するとしたらあの人とします。あの人より素晴らしい人はこれから先も出てこないと思います」(メグ)第47話
☆小公子セディ
「人は悲しみの中では生きられないものなんだよ」(ジェームズ)第2話
「悲しいからと言って、つらいからと言って、その中にいつまでもとどまっていてはダメなんだ。悲しみやつらさの中から立ち上がる努力をしなければ。セディ、お前もこれからつらいことや悲しいことにたくさん出会うだろう。その時父さんの言葉を思い出してほしい」(ジェームズ)第5話
「おじいさんは間違っています!」(セディ)第21話
「早く大きくなるの、どうすればいいの?」(コッキー)第38話
「セディ…ジェーンはいつまでもあなたのそばにいます」(ジェーン)第39話
☆ピーターパンの冒険
「私のおなかの時計が12時になったの」(ウェンディ)第8話
「そんなに早く私をおばあさんにしたいの?」(ウェンディ)第9話
「卑怯は海賊の特権だ」(フック船長)第22話
「夜中に子ども部屋の窓がコトンと鳴ったら それはピーターパンかもしれません。窓を開けるのが怖かったら、心の窓だけでもそっと開けてください」(ナレーション)第41話
☆わたしのあしながおじさん
「私!今、宝の山に踏み込んだ海賊の気持ちがよくわかるわ」(ジュディ)第6話
「何ですってぇ~!それじゃあ貧乏人はお金持ちの役に立つ為に生まれて来たって言う事じゃない。お金持ちが慈善を施す為に必要だから神様がお作りになったわけ?何かの間違いよそんなの。それじゃあ貧乏人はお金持ちの役に立つ家畜と同じじゃないの」(ジュディ)第7話
「お嬢様だろうがなかろうがひとりの人間に変わりはありゃせん!都会じゃどうか知らんがここじゃ同じだ!」(ジョージ)第11話
「子どもたちには栄養をとることと働く楽しさを教えることが大切なの。必要とあれば手段を選んでなんていられないんです」(ランバート先生)第19話
「本当に慈善の心から差し出された寄付も、お金持ちの虚栄心を満足させるほどこしも、子供たちの次の一歩に役立つという意味では同じお金なんです」(ランバート先生)第19話
「これは自信の問題じゃないわ。私たちの誠意が問われているのよ」(サリー)第19話
「一番高い毛糸はどれかしら?それと一番高級な編み物の本…」(ジュリア)第23話
「私、叔父様の気持ちが少しわかったわ。私もこんなパーティー大嫌い!」(ジュリア)第23話
「上流社会なんてこんなもんさ。家柄や地位を守るために自由を売らなきゃならない」(ジャーヴィス)第23話
「逃げちゃダメ。自分の力で幸せをつかむのよ!」(ジュディ)第36話
「私、自分自身の人生のために行くのよ。ママ、もう逃げないわ」(ジュリア)第36話
「ジュディ・アボットです。本日私はこの伝統あるリンカーン記念女子学園を卒業しました。自由と平等 そして博愛をうたった…私の生まれたこのアメリカ合州国はリンカーン大統領の理想に基づいて自由と平等と博愛をうたっています。でも本当に自由でしょうか? 本当に平等でしょうか? 本当の博愛なんてあるのでしょうか? 私はこんなちっちゃなときからずっとそんな疑問を持ち続けていました。それは私の生い立ちがあまりにも不幸なものだったからです。でもある方がそんな私の疑問に答えてくださいました。この会場のどこかにいらっしゃる私の後見人のおじさまです。おじさまと言っても、実はまったく血のつながりのない見ず知らずの方なのです。それなのにおじさまは無償の善意 ただそれだけで3年間、私を援助してくださったのです。おじさまは…おじさまはある施設の運営委員の1人でした。その施設とは…その施設とは孤児院です。そうです 。私はジョングリア孤児からこのリンカーン記念女子学園に入学したのです。私はニューヨークの下町に捨てられていたそうです。両親はおろか身寄りとなる人は誰も知らずに育ったのです。そんな私がこうして立派に卒業を迎えられたのは、いつも親身になって私を援助してくださったおじさまの善意があったからです。その温かい善意が偏見や中傷の世界から私を救い上げ育ててくださったのです。そして今、私ははっきりと知りました。おじさまが与えてくださったのは学費や生活費だったのではなく1人の人間として生きていくための勇気だったのです。私はやっと自分のいじけた思い込みから開放され、みなさんにこうして自分の生い立ちをお話しすることができました。あしながおじさま 聞いていらっしゃいますよね。これが私にできる精一杯の感謝の印です。本当にありがとうございました。
ただ、もっと早く気づくべきでした。自分が孤児であることを隠し続けたばかりに私は一番大切な友人を失いました。もっと…もっと早く決心するべきだったと後悔しています。こんな私をこれまで暖かく包んでくださった先生方、ジュリア、サリー、ジミー、ボブ、スローンさん、ハーディーさん。そしてたくさんの友人たち。私はこの学園に学んで始めて自由と平等と博愛がこの国に存在することを知りました。私を支えてくださったみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとう」(ジュディ)第39話
☆トラップ一家物語
「何が起こるかわかってしまったら、生きていくのがおもしろくなくなっちゃいます」(マリア)第5話
「子どもはね、ダメな大人を肥やしにして大きくならなきゃ」(マリア)第7話
「そんなふうに忘れようとするより、時々思い出してあげる方が、亡くなった人も幸せなんじゃありませんか?大切な人を亡くせば辛いに決まってますけど、だからといって、その人の思い出を物置に押し込めてしまうのはどうかと思います。奥様の事を一緒に話す方が、マリアだってひとりでメソメソ思い出したりしなくなるんじゃないでしょうか」(マリア)第10話
「艦長殿、後方に敵艦!」(フランツ)第11話
「人間は食べるだけじゃいけません。食べるために働くの」(マリア)第12話
「若い娘には甘くていらっしゃいますのねぇ~」(マチルダ夫人)第18話
「自分と考えや意見の違う人とも話し合えるのが一人前の人間なの。あなたは今 そのための練習をしておく時なのよ。それが勉強というものなの」(マリア)第19話
「そりゃあ傷つく事だってあります。電気製品のように保証付きの人生はありませんから」(マリア)第20話
「誰かのことを あまり好きでなかったりすると その人のいい所が なかなか見えないと思うの。好きな人だと いい所ばっかり見えて ますます好きになれるのに」(マリア)第26話
「さようなら…、子供たちの母親にはあなたがなるべきよ」(イヴォンヌ)第29話
「あなたが帰ってきた時、真っ先に私が迎えたかった。子供たちに先を越されたくなかったんだ」(ゲオルク)第31話
「それなら、私が貴族をやめます」(ゲオルク)第31話
「お母さまになって!マリア先生!」(小さいマリア)第31話
「あなたは 昨日までお金があったせいで誰が本当の友人かわからなかったけど、お金を失ったおかげで本当の友人が誰なのかわかった。 幸運じゃない」(マリア)第33話
「無一文になったのはあなたが自分の楽しみのために財産を使ったからではないでしょう。誰か困った人を助けることに使ったからでしょう。一体それのどこが間違ってるっていうの?」(マリア)第33話
「適当な考え方をする者が大いに報われる世の中なんですよ」(校長先生)第37話
「その挨拶を口にするぐらいなら ガラスのかけらの入ったワインを飲み干す方がましだ!」(ゲオルク)第37話
「今日は住む家やお金があっても、明日は全ての財産を失うかもしれない。それでも再出発すれば済むしそういうことは一生に一度ならず起きるだろう。しかし一度自分の誇りと信念を失ったら取り返しがつかなくなる。私たちはここから脱出しなければならない」(ゲオルク)第39話
「人間は一度自分の心に嘘をつくと一生嘘をついていなければならなくなる」(ゲオルク)第39話
「艦長殿、出航準備完了!」(フランツ)第40話
☆大草原の小さな天使ブッシュベイビー
「お前たちの上にいつか飛行機から爆弾を落としてやるからそう思え!」(クランクショウ博士)第17話
「素敵!空から見るのって、すごく素敵!」(ジャッキー)第21話
「ねぇテンボ、よかったらハワをお嫁さんにしてやって。あの娘あなたの事大好きよ」(ペニー)第22話
「こういう場所なら絶対に私の方が有利です。安心してていいですよ、お嬢さん」(テンボ)第32話
「飛べない飛行機なんて飛行機じゃないわ」(ジャッキー)第32話
「もう大丈夫だわマーフィ。あんたはひとりで生きていける」(ジャッキー)第34話
☆若草物語ナンとジョー先生
「大人になると誰もが忘れてしまう。自分がかつて子供だったことを。子供時代にどんな思い出を持ったかで大人の人生が決まるのだ。私はそう思う。懐かしいプラムフィールド。子供の頃ここで描いた夢 泥んこのにおいや愛すべき仲間たち。そんな魔法のような思い出がなければ、私は今と別の人生を歩んでいたに違いない」(ナン)第1話
「私ね、じーっとして何かを待ってるなんて世界でいっちばん苦手なの!」(ナン)第1話
「第一級だぜ、あの子…」(トミー)第1話
「あったかい食事を食べてゆっくり体を休ませなくちゃ。坊や、あなたにはもうお父さんとお母さんができたのよ」(ジョー先生)第5話
「ナット・ブレイク、僕はやれる」(ナット)第6話
「私、今度やってみようかな…野球」(デーズィ)第8話
「どんな子供に必ずいいところがある。それを見つけて伸ばしてやりたい。太陽と雨が自然に花を育てるように。奥様のいつもの口癖ですよ」(エーシア)第10話
「どんな子供にも大人がびっくりするようなすばらしい性質やキラキラした才能が埋もれているものだって。私その言葉が大好き。クリスマスのプレゼントと同じくらい」(ジョー先生)第12話
「これからも嫌いなところははっきり嫌いだって言うわ。…その代わり、いいとこを見つけたら報告してあげることにする」(ナン)第13話
「自然はいつも教えてくれるわ。1日1日を精いっぱい生きなさい。そうすれば、嫌いな人なんてひとりもいなくなるって」(ジョー先生)第14話
「今日はまだ心が通わなくてもまだ明日があるわ。明日失敗しても、明後日があるわ」(ジョー先生)第16話
「ダン、あなたはとても強いそうね。…でも私の心はもっと強いの」(ジョー先生)第16話
「笑いたければ笑ってもかまわない。でも私は自分の思うとおりにする!」(ナン)第20話
「世界中が笑ったっていいじゃない。私はナンの夢を支えるわ」(ジョー先生)第20話
「ただいま、おかあさん」(ダン)第23話
「はい、これ…アップルパイには見えないね。でも見た目は悪くてもエーシアのと同じ位美味しいよ」(デーズィ)第27話
「いい人だった。それが全てだ。だからこそ私は彼のことを、ジョン・ブルックを誇りに思う」(ベア先生)第34話
「私は別れが好きです。小鳥たちが精いっぱいの力を込めて大空高く羽ばたく姿を見るのはとてもうれしいことです。だからあなたたちも未来に向かって元気よく飛んで行きなさい」(ジョー先生)第40話
☆七つの海のティコ
「お日様は乾かすだけじゃねぇ、自然に殺菌もしてくれるんだぜ、しかもタダでな」(アル)第3話
「ナナミとデートの約束をしたんでね。邪魔をしないでくれ」(スコット)第5話
「俺は勇気のあるやつには敬意を表するタイプなんだ」(アル)第7話
「あたしが助手席で満足するような女に見えて?」(シェリル)第31話
「あきらめちゃいけない。夢をあきらめたら 夢の方もわたしたちをあきらめてしまう…。そんな気がするの」(ナナミ)第35話
☆ロミオの青い空
「迷ったさ、でも思い出したんだ、父さんの顔を。父さんは言ってた。本当に強い者は人を殴ったりしない。人を恨んだりもしない。本当に強いのはどんな時にも人に優しくする勇気を持った者だって。僕は思ったんだ、父さんならきっと死神を助けただろうと…」(ロミオ)第6話
「誓おう。ぼくたちはずっと一緒だ。どんなに離れても…」(アルフレド)第7話
「今日っていう日は一生で1度しかない。落ち込んでいたら損しちゃう。元気を出せばきっといい事があるって」(アルフレド)第8話
「私ね、ロミオを見る度に心の中でお祈りしたの。お願い笑ってって…。そうすると魔法のようにロミオはいつも笑ってくれた」(アンジェレッタ)第10話
「いいじゃないか、ススだらけだって。精一杯働いている印だ」(ロミオ)第15話
「黒い兄弟は助け合う。誰かの悲しみはみんなで分け合い、喜びはみんなで分かち合う。そしてみんなで力を合わせてどんな困難をも打ち破ろう」(アルフレド)第15話
「ピッコロを抱きしめるとロミオの村の陽だまりのにおいがするのよ」(アンジェレッタ)第19話
「いいの。もし今夜ここで死んでも。ロミオが一緒だもの。夢をかなえてくれたんだもの。大好きロミオ」(アンジェレッタ)第22話
「神様がいつ私をお召しになるかわからないけど、もしそれがもうすぐでも、お願いロミオ、いつもの笑顔でいてね。ロミオが好き。ロミオが来てくれたから、私は本当に幸せになれた。だからもう悲しい顔は嫌。私には悲しい事は何もないんだもの。ダメ、泣いたりしちゃ」(アンジェレッタ)第23話
「ち、違います。あっしは自分の家をたたき売ってでもアンジェレッタをフランスに連れていくつもりです!あの子の病気が治るならあっしは全財産をはたいても構いやしません!あっしが今日来たのはもう一度奥様にお願いしたいからです。昨夜の事、ロミオから聞きました。それを聞いてあっしは思いました。奥様のここんとこにはもうあの子が住んじまってると。イザベラ様お願いします、あの子にもう一度会ってやってくださいませんか!イザベラ様、どうか御自分に正直に…!」(ロッシ親方)第23話
「いつかきっと、みんなが自由に学び、自由に生きられる時代が来る。そう!ぼくたちが作っていくんだよ、新しい時代を」(アルフレド)第24話
「大丈夫。ぼくは負けないさ。情熱さえあればどんな苦しいことがあっても夢をかなえられる」(アルフレド)第24話
「ビアンカ…わかってほしいな。ぼくがどれほどロミオを信頼しているか。ロミオは自分がどれほどやさしいか少しも気づいていない。本当に大きな勇気を持っているのはロミオなんだ。お前もいつかきっとロミオを好きになる」(アルフレド)第26話
「う…嘘よ。お兄ちゃんより素晴らしい男の子なんかいないわ!」(ビアンカ)第26話
「君に出会ってないなかったらぼくはどうなっていただろう。きっと復讐を誓うだけのつまらない人間になっていた」(アルフレド)第29話
「…勝負は永遠に預かっておくぜ…」(ジョバンニ)第30話
「出発しよう!知識という冒険の国にね」(カセラ教授)第32話
「へえ…!空ってやつはこんなにきれいだったのか。へっ…今日は仕事になりゃしねえ。1杯やりに行くとするかぁ」(ロッシ親方)第33話
「あばよ!お人好し!」(ダンテ)第33話
☆名犬ラッシー
「またおいでラッシー。ほんとは俺の言うことが通じなくてもいいんだよ。俺、勝手にしゃべるからさ。でも…あったかかったな、ラッシー」(コリン)第7話
「首に縄をつけて引きずるような事は…!私はおじいさまのコレクションの犬や馬ではございません」(プリシラ)第11話
「私には明日の冒険はないんだわ」(プリシラ)第11話
「あのてっぺんには、まだ今日があるんだわ」(プリシラ)第11話
「おじいさまったらインドにいるお父さまの代わりに私に貴族同士の間の大人のことに顔を出させたいのよ。私、ここでもっと子供の時間を過ごしたいのにね」(プリシラ)第11話
「鍋やかまを売るのはおいらが食うためには違いないが、おいらが旅するのはトゥーツの芸に笑う声や 楽しそうに見る顔が好きだからなんだ」(ローリー)第12話
「こうして人の住んでる家々に囲まれているとさ、何だかホッとしてくるんだ。あのぼんやり明るい窓の一つ一つの中に家族がいてさ。あったかくて、こう…やさしい暮らしをしてやがるんだなと思うと 我が家に帰ったような気持ちになってな」(ローリー)第12話
「確かに少し変わっているが、彼はいい奴さ。アイアンは父さんが今まで出会った人の中で一番平和な魂を持っていると思うんだが」(サム)第14話
「愛しているんだメアリー、だから君と結婚したい」(カリー先生)第17話
「この村へやってきてそれから15年働いて大恐慌でメチャメチャだったウェリントン坑を一事務員ながら一生懸命がんばってあそこまで盛り返してきたのは誰?…サム・キャラクロー」(メリッサ)第22話
「手伝わせてよ父さん!僕にだって、何かできることがあると思うんだ」(ジョン)第23話
「ジョンのバカ! 何も自分ひとりで抱え込むことないじゃない!」(サンディ)第23話
「…でも大丈夫よね。長い人生を生き抜いてきたあたしたちですもの。またふたりっきりの毎日に戻ったって平気だわ。あなたとふたり、ずっと幸せだったんですもの…」(老夫婦の奥さん)第24話
☆家なき子レミ
「前へ進め、レミ。ひとりでじっと悲しみや苦しみを抱えていても何の役にも立たない。それなら、その悲しみや苦しみを乗り越えるために、1歩でも2歩でも前へ進むんだ。明日を見つめて」(ヴィタリス)第6話
「どんなにつらくても前に進むための方法を考えなくてはならん。前へ進むんだ、レミ」(ヴィタリス)第8話
「人を外見や職業で判断するものは多い。他人が何と言おうと人は自分に恥じない生き方をするのが一番大切なんだ」(ヴィタリス)第8話
「私、信じる。真実は必ず明らかになる。だからその日まで私の家族、大事なヴィタリス一座を守ってみせるわ」(レミ)第8話
「レミ。お前は明るい子だ。それをいつまでも失うな。明るさは強さだ。希望だ」(ヴィタリス)第11話
「死はつらいが、別れではない」(ヴィタリス)第13話
「マチア、希望を捨てちゃダメ。あきらめないで。前へ進めば、道は必ず見つかる」(レミ)第17話
☆レ・ミゼラブル 少女コゼット
「決して忘れてはなりませんぞ、あなたがその銀を心正しき人になる為に使うと約束した事を」(ミリエル司教)第2話
「人を助けるのに理由などいらないでしょう」(ジャン・ヴァルジャン)第5話
「もしこれを嘘ととがめる人がいたとしても、私はこの生涯たった一つの嘘を誇りに思うことでしょう」(シスター・サンプリス)第11話
「君を守ると。そうお母さんに誓ったんだ」(ジャン・ヴァルジャン)第14話
「あなたは人の命を助けておいて、その人を忘れてしまいなさる。しかし助けられた者はみんなあなたを覚えています。あなたは、まあ恩知らずですな」(フォーシュルヴァン)第18話
「一度身につけた知識や経験は、誰にも奪われることはない。欲しいものは人から奪えばいいという考えは間違っていると教えたい。人を思いやる心が必要だと、考えて欲しい」(ジャン・ヴァルジャン)第31話
「人は変わることができる」(ジャン・ヴァルジャン)第44話
「学校に行くんだ。君たちは強いが、読み書きや算数を学べば、それはもっと大きな力になる。いつか、その学びが役に立つ日がきっと来る。わかるね。これは生き残った者の勤めでもあるんだ」(ジャン・ヴァルジャン)第47話
「お母さん。大好きなお母さん。私、もうすぐお嫁に行きます。いつか私もお母さんになる日が来たら お母さんが私にしてくれたみたいにその子を大切に大切にします。だから、ずっと見ていてね。…私の一番大好きな、お母さん」(コゼット)第49話
「世間知らずだった昔の僕なら、その言葉に騙されていたかもしれない。でも僕は学んだんだ。うわべの言葉ではなく、その行いを見てこそ、その人の真実がわかるのだと」(マリウス)第51話
「世の中を変える方法はとても簡単なことだ。1人1人がまず自分自身を大切にして、他の人のことも自分と同じように大切にする。それができれば、いつかきっと誰もが力一杯自分らしく生きられる世界になる。人は変わることができる。人類も同じだ」(ジャン・ヴァルジャン)第52話
☆ポルフィの長い旅
「ミーナを守れるのはお前だけなんだからな。だから今は泣いたっていい」(バーンズ)第13話
「神様は乗り越えられない試練をお与えになることはない。きっとこの悲しみを乗り越えることができる。生きていれば必ずいいことがある」(ダモン)第13話
「心を真っ白にして旅立つがいい」(アンゲロプロス)第17話
「俺の目を見ろポルフィ。職人が、自分の腕に嘘をついていいのか?できることはできる。できないことはできないと言う。それが職人の第一歩だ。覚えておけ」(レオン)第19話
「便利だぜ。嵐の中や星の見えない夜でも方角を見失わない。決して自分の立ち位置を見失うな。迷ったら立ち止まってよく考えろ」(レオン)第19話
「旅立つお前にこの言葉をやろう。まずは自分を助けろ。そうすれば神がお前を助けてくれる。…違うな。誰かに助けてもらおうなんて思わずにとにかく自分でやってみなってことさ」(レオン)第20話
「どこで暮らすかなんて、きっとそんなに大事な事じゃないんだよ。それよりも、誰と暮らすかなんだよ」(ポルフィ)第21話
「わかんないよ。そうなればいいって強く願えば、願いはきっと叶うって、おばあちゃんが言ってた」(デイジー)第22話
「別れは出会いの始まりでもあるよ。生きている限り、その繰り返しさ」(マクシミリアン)第22話
「喧嘩は嫌いだけどさ、仲直りできるのがいいよね」(ポルフィ)第24話
「たとえ雑草だって花を咲かせることはできるわよね。お日様に向かってちゃんと顔を上げて生きていれば、必ず…」(マリッサ)第36話
「家族がいなくても、友だちいるんだろ?だったらもっと会えばいいよ。いろんなことを話せばいいよ」(ポルフィ)第39話
「街や人を見ること。その全てが勉強なのよ」(ティファニー)第49話
「ちょっと電話かけてくる。…そう、サンタクロースにね」(ローズ)第52話
「前に母さんが言ってたこと。世界は広いから 迷ったときは一つのことにとらわれないで いろんな見方をしてみなさいって。その頃は全然意味わからなかったけど、今は違う。いろんなことがあったから。最初は怖いと思ってたのにすごくいい人もいたし、親切そうに見えたのに僕を騙そうとした奴もいた。でも何とかなってきたんだよな。もうダメって思ってもさ」(ポルフィ)第52話
「みんなのおかげで、僕はここまで来られたんだ。…ミーナ。もう一度会えるって信じてた」(ポルフィ)第52話
「私も信じてた。必ず見つけてくれるって」(ミーナ)第52話
☆こんにちはアン
「エリーザが言ってたわ。世の中は思うようにならないって。でも思うようにならないってとてもステキね。思ってもみなかったことが起こるんだもの」(アン)第1話
「お前がどれだけこの家を恨んできたかよく分かっている。もしお前がアンのために結婚をやめてこの家に残ったら、お前は毎日後悔するだろう。ジョアンナやアンを恨むようになるだろう。そして、この家をボロクズのようにしてきた俺を、今よりもっと憎むようになるだろう。お前の人生はお前のものだ、ロジャーと結婚してこの家を出て行け。アンは生きて行くさ、あいつには強いところがある。ひょっとするとジョアンナよりしっかりしているかも知れねえ。俺はフォーレスやエドワードを見ているとイライラするが、アンには腹を立てたことがねえ。お前がこの家を出て行く時、アンに言え。これからは困ったことがあったら、時々この納屋に来てもいいってな。さあ、もう行け」(バート)第6話
「アン、私からのお別れだと思ってお聞き。人生は良いことと悪いことの繰り返しだ。ちっぽけな人間の思い通りには行かないことばかりだ。でも、あんたは言ってたろう? 思うようにならないってことは、思ってもみなかった素敵なことも起こるという事だって。辛い思いをしたら、その分だけ素晴らしいことが待っている。アン、ご褒美を楽しみにお待ち」(ミントン)第9話
「この世のすべてのものは人が想像したから生まれたのだ。あそこに置いてあるタイプライターも望遠鏡も。そしてさっき君が聞かせてくれた物語も。君の想像力は必ず君の力になるだろう」(エッグマン)第10話
「君の感じるままでいいんだよ アン。詩というものは書いた人が何を考えたが重要なんじゃない 読んだ君が何を感じるかが重要なんだ」(エッグマン)第11話
「俺…親父が作った牧場を継ぎたいんだ。俺は、親父のようになりたいんだ!」(ランドルフ)第14話
「なぜ黙ってるのよ? 私の味方をしなさいよ!」(ミルドレッド)第17話
「覚えていてほしい 言葉というのは不完全なものなのだ。今私たちがどんなに君に感謝しているか どれだけ君を愛しているか ぴったりの言葉はどんな辞書にも見つからないのだよ」(エッグマン)第21話
「俺は何を探していたんだろう?…そうだ、大事なものはすぐそばに、手の届くところにあったのに…!神様、俺の命をくれてやる。あの世でどんな償いでもする。ノアを助けてやってくれ」(バート)第23話
「なんであの子に言ってやらなかったんだろう? いつも冷たく当たって悪かったって。今になって気が付いた、あの子がいたから私はやってこられたんだ。あの子が私の支えだったんだ。あの子を愛してた。もっと優しくしてやればよかった。あの子にウェルターとバーサの話をしてやればよかった…。あの子はもういない」(ジョアンナ)第26話
「人に侮られるのだって悪くはない。第一謙虚になれる。そして少しでも侮られないようにと努力をすることができる。だからね、人間見た目ではないんだよ。そんなものに関係なく。要はその人自身の心の問題だ。神様は何もかもお見通しなのよ」(ハガティ)第29話
「アンはこれから始まる毎日を想像しました。家族として、友として、迎えてくれる人々の顔を時を忘れて思い浮かべるのでした。幸せの翼に守られた日々が、今始まろうとしていました」(ナレーター)第39話