また新しい動画を出してしまったZE!(ドン☆)
それがこの無茶な動画である。その名も「世界☆名作☆王デュエルモンスターズ」!
世界名作劇場のキャラクター8人に遊☆戯☆王カードでトーナメントさせるという動画だ!
しかし、そもそも私の客層に遊戯王を知る人自体が少なく、おそらく需要はないんだろうなと思ったりもしているのだが、まぁよかったら作業用BGMにでも使っていただきたい。
雰囲気を楽しんでくださればそれで感無量である。
何せ、原作のカードゲーム編の初期も雰囲気を楽しむTRPG的な感じだったからね…!(コラ)
ぶっちゃけ、動画を貼ってしまったからもう私としては満足だったりするのだが…
せっかくなので今回も色々とダラダラと書いていこうと思うのでよかったら読んでくださると嬉しいです☆(ニッコリ)
☆そもそも遊☆戯☆王カードって?
そもそも皆様は「遊☆戯☆王」およびそれを題材にしたカードゲームを知っていますでしょうか?
私が小学生低学年くらいの頃でしょうか…よくスーパーの近くの原っぱに弱い遊戯王カードが大量に捨てられていたのは…(;^ω^)(ちなみにビックリマンチョコのシールだけ抜き取られてたやつもよく捨てられていた!美味いのに!)
※漫画「遊☆戯☆王」より
説明するまでもないかもしれませんが、最近お亡くなりになられた高橋和希先生執筆の週刊少年ジャンプ連載の漫画「遊☆戯☆王」内にて繰り広げられるカードゲーム、マジック&ウィザーズをKONAMIが実際にカード化したところ大ヒットし、名前からして元ネタとすぐわかってしまいそうですがあのマジック・ザ・ギャザリング以上にヒットしたと言われている一世を風靡したすごいカードゲームなのです。
この漫画はそもそも最初はカードゲームを題材にしている漫画ではなく、気弱な少年武藤遊戯が謎のオカルトアイテム「千年パズル」を解いた事で闇の別人格に人格交代!時には命がけのゲームで悪人たちと対決していくという漫画でした。
※公式サイトより引用
なんと千年パズルはプラモデルも販売している!これを組み立てれば君も闇の番人に…!?
この千年パズルは高橋氏が最初からエジプトと絡ませて作品を展開していこうと決め、その土台の一環を担っていました。様々なゲーム対決の傍ら、謎のエジプト人を登場させたりして古代エジプトとのミステリアスな関連性を導入したり、遊戯と闇人格の遊戯の差と秘密なども度々描いていたのです。
しかし、どうしても読者アンケートは正直というか、なかなか思うように人気が伸びず苦悩したと聞いております。打ち切りの話も耳にするようになり、追い詰められていた高橋氏はこうなれば…と読者からの人気が高かったゲームを再登場させることにしたのでした。
それがマジック&ウィザーズ、後の遊☆戯☆王カードです!アンケート結果がやばくなるちょっと前に、後に遊戯のライバルキャラとして定着する海馬瀬人と相棒の「青眼の白龍(ブルーアイズホワイトドラゴン)」はもう既に出ていたのです。
※漫画「遊☆戯☆王」より
尤も、この時の海馬は後の傍若無人且つ唯我独尊な海馬社長ではなく、ただのカード大好きな少年海馬くんだったし、マジック&ウィザーズも1回限りの登場ゲームだったのですが…(名前がモロなのと、ルールがそこまで練られたものではないのはこの1回限りの予定だったからだろう)
どうやらこの海馬くん登場回は他と比べて人気だったらしく、電話で「このカードゲームどこに売ってますか?」という問い合わせがきたほどだったという。
高橋氏は終わるかもしれないからせめて読者の期待に応えようと、マジック&ウィザーズと海馬を再登場させ、この海馬との対決である「DEATH-T編」のおかげで打ち切りの難をひとまず逃れたという事だった(ただ、高橋氏はもっと多くのゲーム対決をさせたかったらしいが担当編集から「早くカードゲームやりましょうよ」と言われ、泣く泣くゲーム数を削ってカードゲームさせたらしいのだが…w)。
その後、この作品も1998年にてアニメ化されるほどまでになった。東映アニメーション制作のこのアニメにあわせ、バンダイからカードダスも販売されていたのを覚えている。
これはまだチビッ子だった私もよく覚えているアニメだった。なぜか海馬の髪が黄緑だし。遊戯の声が普段の気弱な時は本当に気弱そうなのに人格が変わるとすごいイケボに変わるのでその頃は人格によって違う人が声をあててるんだろうなと本気で思っていた。ところが後に、遊戯の声を担当していたのがひとりの方で「幽☆遊☆白書」の蔵馬や「新世紀エヴァンゲリオン」の碇シンジを演じた緒方恵美さんだったと知り、「やっぱプロってスゲー!!」となったのもよく覚えている。
ところがこの東映版アニメは27話で終了。1999年には劇場版も1作出てきましたがあくまでも多作との同時上映でした。例のカードダスも徐々に見なくなっていった記憶があります。
しかし、この作品とカードゲームの凄さはここからであった。なんと1999年にバンダイ…ではなくKONAMIがキャラクターグッズとして「遊☆戯☆王オフィシャルカードゲーム デュエルモンスターズ」(これが主に遊戯王カードとか遊戯王OCGと呼ばれている)を販売。これの爆発的ヒットを受け、東映版終了の僅か1年半という短期間にて2000年にテレビ東京から「遊☆戯☆王デュエルモンスターズ」が放映され、これもまたヒットする事になる。
まだチビッ子だった私は当時何が起きたかわからず、「なんで遊戯王って終わったのにまたやってるの?」と思っていた。ただ、東映版と違ってカードゲームがメインになっている事と、遊戯の声が緒方恵美さんからジャニーズの風間俊介さんに変わっていた(というか声優陣が一新された)ことなどから子供ながらに何となく察したのをよく覚えている。
正直、緒方さんの演じ分けと美声が好きだったからか初期の風間氏の遊戯の声を聞いた時は「は?何これ?」と思った。初挑戦という事でどうしても上手ではなく、人格による演じ分けも微妙だった。
しかし、作品が進むにつれての上達の実感と、後の様々なドラマや「コクリコ坂から」への演技へのターニングポイントになった事を考えると…そういう意味でも感慨深いアニメである。
☆当然投稿者もプレイした遊☆戯☆王カード!
で、わざわざアニメ終了した漫画をもう1回アニメ化したのはしつこいようだがこのカードゲームが爆発的大ヒットを果たしたからだ。当然、小学校低学年で財力のかけらもなかったとはいえ、投稿者も手に取る事となる。
確か、お袋から「買うな」と言われていたのを覚えている。ようは「禁止令」である。
そもそも私はまだカードを一枚も持ってない状態でこれを言われていた。なぜか?それはこのカードゲームにハマる子供たちが増え、後先考えずにお小遣いをつぎ込んでしまう事態が多発したからである。つまり、そうなって欲しくないから手を出さないようにという前もっての釘差しであった。
そもそも私はお店でトレカのパックなんてものを買った事は一度もなく、カードの価値もまったくわからず、知識はアニメ版で得られる少ない知識のみ。しかも現実でカード化されたカードと漫画やアニメ版でのカードは効果やステータスが違ったりしていたし子供ながら妙な敷居の高さを感じて、どちらかというとミニ四駆などの玩具系やテレビゲーム派な子供だったこともあってすぐには手を出さなかったと思う。そういうのが好きな友達もいて、確か遊戯が使っていた「エルフの剣士」や「カース・オブ・ドラゴン」などのカードを数枚貰い、あくまでもコレクションアイテムとして所持していた感じだったと思う。
そんな私が本格的に遊戯王カードに手を出す事になったのは、多分アニメ版「決闘者の王国編」が終わった頃くらいだったんじゃないかと思う。前項で書いたが、大量の遊戯王カードが捨てられていたのだ。なんと私は、それを拾って持ち帰ったのである(笑)
そもそもなんでそんな大量にカードが捨ててあるんだ?と思うかもしれないが、当時遊戯と海馬を意識して構築された「EX」という2つの構築済みデッキが販売しており、そこから強いカードだけ抜き取って他のいらないカードを捨てていったという事だったんだと思う。おそらく捨てられたばかりでカードは綺麗な状態であったが…
これのどっちかだったと思う。確か箱に入っていたので…どっちだったかは覚えてないが(;^ω^)
こうして後の遊☆戯☆王5D’sの主人公、不動遊星のごとく拾い物と貰い物で構築されたデッキをつくり、ついに私もデュエリストデビューを果たした。そんな感じだったと思う。
まぁ、とはいえ、その頃はちゃんとしたルールが確立されてはいなかったのでゲームとして成り立っていたかは微妙だった。アニメ版がライフポイント2000だったのもあってみんなそれにあわせて2000でやっていたし、その頃は生贄召喚の概念もなかったから生贄なしでみんなブルーアイズやブラック・マジシャンを召喚していたし、想像力で戦う何でもありな無法地帯ゲームと化していたのはどこも同じなのではないだろうか。
その頃はテキストが不親切だったのもあってカードの効果をみんなで間違えて解釈していたりとかね…(笑)
しかし、アニメ版が「バトルシティ編」にうつっていき、ルールがライフポイント4000で生贄召喚(星の数1~4個のモンスターカードはコストが不要だが、5~6個だと場に出すには場のモンスター1体を墓地に送ってコストにしないと召喚できず、それ以上の星の数のモンスターは2体コストが必要)のルールが導入されると現実でもみんなそれにあわせるようにしていき、ゲーム性は上がっていったと思う。
特に、私が初めて買ったパックに入っていた「人造人間-サイコ・ショッカー」などの効果モンスターも増え始めて戦略性が増し、この人造人間やデーモンの召喚などの強力なのに星の数(レベル)が6だから生贄1体で出せるモンスターカードなどが切り札としての代表席に居座るなどKONAMI側もキャラクターグッズの域を脱した本格的な戦略カードバトルの形を追求していったように思う。
遊戯の切り札、デーモンとブラマジ。攻撃力は同じだがデーモンは星の数が6なのでコスト1体で済むのだ!だが、ビジュアル面の問題なのか遊戯の相棒枠はブラマジに…!
こちらは遊戯の親友、城之内のカードたち。攻撃力2400な上に罠を発動不可にする強力な人造人間が星6!真紅眼は同じ攻撃力なのにコスト2体である。フィッシャーマンはこの攻撃力で星5なのでコスト1体必要だ!
そしてさらに、KONAMIは1998年頃から遊☆戯☆王のカードを題材にしたゲームをゲームボーイで出していたのだが毎回ゲームにおまけのカードを封入しており、それ目当ての購入者もいたほどでゲームソフト売り上げにもカードは貢献していた(というか、ゲームはカードのおまけなどと称されるほど)。そして私がちょうど遊戯王カードというものに本格的に触れるようになった丁度その時にあの魔のゲームソフトが販売されたのだった。
それがこれである。
遊☆戯☆王デュエルモンスターズ4 最強決闘者戦記 遊戯デッキ/城之内デッキ/海馬デッキ
そう、3バージョン商法と特典で神のカードを備え付けた(遊戯デッキにはオシリスの天空竜、海馬デッキにはオベリスクの巨神兵、城之内デッキにはラーの翼神龍)事で250万本という凄まじい売上を誇るソフトである。なんと同時期のポケットモンスター クリスタルバージョンやGB版ドラクエ3を圧倒し、キャラゲーとしては歴代1位の売上である。あのワンピース海賊無双ですら80万本という事を考えるといかに異常な数値かおわかりいただけるだろう。
当然、カードの方の人気あっての事である。相乗効果と言ってもいい。いかに当時の遊戯王の勢いが強かったかは想像に難くないと思われる。
…尤も、この遊戯王4の出来が良かったか?と言われるとリアルとは違ったレベルの付け方や効果、そもそもルールが違う、バージョン間で強さのバランスが全く取れておらず明らかに城之内デッキ>>他の2バージョンといった意☆味☆不☆明なバランスなどお世辞にも良かったとは言えないのだが…
と、言ったところが私の遊戯王カードとの出会いと小さい頃の思い出である。コチラの記事にも書いたが、小学生時代は遊戯王カード、ベイブレード、テレビゲーム(特にスマブラ出現後)の3強だったと思う。
それから私は小学校6年の頃に引越しをすることになってしまい、その3強も触れることが少なくなっていってしまった。強いて言うならゲームは好きだったのだが…。ベイブレードはマグネシステムとかが出た頃で人気こそまだあったものの、徐々に勢いは減っていた。遊戯王カードに関しては全く触れなくなっていった…
しかし、どういうわけか中学2年くらいの頃。急に流行り出したのが過去の3強と化していた3つの中、まさかの遊戯王カードだった。おいおいと思われそうだが、普通に学校に持っていって遊んでいたほどだ(授業中にやってたやつもいる)。なぜ急に流行り出したのかはわからないが、当時超強力カードとして君臨していた2つのカード…「混沌帝龍カオスエンペラードラゴン」と「カオスソルジャー 開闢の使者」のせいかもしれない。こいつらは当時としてはであるがあまりに強く、ゲームバランスを崩壊させていた…(いわゆるカオス環境)。しかし、魅力的なカードだったこともまた事実だ。
そして、前述したアニメ「デュエルモンスターズ」は最終回を迎えたものの、新たなシリーズとして「遊☆戯☆王デュエルモンスターズGX」がスタート。主人公が変わったこと、学園モノでコメディタッチ(尤も、後半からはとんでもないことになるが)、本当にカードがメインという事から当時誰しもが全く期待をしておらず、「どうせつまんねーだろ」「遊戯王ももう終わりだな」的な空気が漂っていたにも関わらず、1年くらいで終了の予定が急遽3年以上放映されたロングランアニメになった。上述したカオス環境により引退する者が出たうえ、原作持ち作品の宿命である「原作終了による売り上げ低下」が重なり遊戯王OCGは非常にヤバイ状態だったのだが、このGXの放映で持ち直したのである。
そしてGXが終わった後も、様々なシリーズが出ていき、今日に至るというところである。私は一旦GXの終了で離れ、後になってから遊☆戯☆王5D’sと遊☆戯☆王ZEXALを視聴した形であり、結構にわかな方であったりするのだが、後付けで徐々にバランス崩壊していったと聞いているものの、まさしく昔ハマったうえに今でも楽しめるゲームと自信をもって紹介できるだろう。
☆発動!世界☆名作☆王カード発売!!(念の為に…USOです)
いよいよ世界☆名作☆王カードが販売開始だ!!続々と登場する新カードの数々…!
戦略性の幅を広げる数多のカードたちに注目だ!さぁ君も新しいパック【世界名作ストーリーズ】を手に取り、コレクションアイテムの一環としても、勝負師の魂を揺さぶる競争道具としてもこれらを集め、多くの仲間とライバルをつくろう!!
※これは私がアプリで制作した偽物のカードで非公式です。つまり噓記事です。こんなの誰も触らないとは思いますが念の為に書いておきますが、無断で使用及び販売する事は禁止いたします。いや、誰も触らないとは思いますが…w
デラ・ウェザビー…美しさと回復力を兼ね備えたカードだ!ノーマルなので入手しやすいぞ!
小さいマリア…ウルトラレアだが、それに見合う価値アリ!可愛さもピカ一だ!手元にあると安心!
フローネ・ロビンソン…カテゴリを強化するカード!フローネデッキを組むなら必須のカードだ!
他にも優秀なモンスター(キャラクター)カードが沢山だ!これは期待!!
当然!多くの魔法・罠カードも収録!
収録魔法カードの一部
収録罠カードの一部
さぁ!君もカードを集めてデュエルだ!コレクションするだけでも面白いぞ!
※しつこいようですが、こんな商品はありません。でもこういうのじゃなくてもいいからコレクションカードとかビックリマンシール的なのを出すのもいいんじゃないかと思うんですけどそのあたりどうですか?公式様…
☆それで、今回の動画なのだが…
だいぶ話は逸れてしまったが、一番上に載せたように今回の記事はようは世界名作劇場×遊戯王動画の宣伝である。
なのでせっかくなのでそれについて色々書いていこうと思う。
まず、トーナメント表はこの通りだ!
ダンとルイニ以外カードゲームなんてやらなさそうだがそうそうたるメンバーである!
昆虫デッキの使い手が2人もいるあたり怪しげな雰囲気がプンプンしているものの、遊戯王を知ってる人が見れば「ああ、そういうデッキを使うんだろうな」「あー、あのキャラが使ってたやつか。声優さん一緒なんだね」ってなるんじゃないかなと思う。
☆ザイミス(ポルフィの長い旅)/声:豊永利行
使用デッキは「お触れホルス」。これは魔法の発動と効果を無効にする「ホルスの黒炎竜Lv8」と罠を発動不可にする「王宮もお触れ」を同時に使用する事で相手の身動きをとれなくする昔ながらの戦術だ。弱点はモンスター効果には無力なところ。そして3000打点を上回る高攻撃力だが、攻撃力に関しては攻撃力5000のF・G・D(ファイブゴッドドラゴン)も出せるような構築にしてある。他にも強力カードとして有名な「レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン」も投入してあり、ゲーム展開もつかみやすい!
…ただ、なんというか、他に書くことがない。実を言うと最後の最後で参加が決まったキャラだったりする。
☆ウェンディ(ピーターパンの冒険)/声:松井菜桜子
使用デッキは「インセクト・プリンセス」。相手の場に昆虫族を送り込んだり、罠カード「DNA改造手術」によって無理矢理昆虫族に変貌させる事で、相手の昆虫族モンスターを破壊する毎にアドバンテージを得られる「インセクト・プリンセス」の力を発揮していき、相手をねじ伏せる事をコンセプトにしたトリッキーなデッキ。同じ昆虫デッキの使い手であるアントニオとの違いは、昆虫族以外のサポートモンスターも投入されており、本来攻撃力が低い「インセクト・プリンセス」が戦いやすいような優秀な装備カードやサポートカードが多く投入(この大会唯一のサンダーボルト&ミラフォ投入者)されているところ。
当初はダークネスカードや鏡由来のカード、ネバーランドらしい妖精カード等が投入されていたがあまりにもバランスが悪いため、昆虫に統一した。
☆アントニオ(ロミオの青い空)/声:高乃麗
使用デッキは「昆虫デッキ」。おそらく、遊戯王で昆虫と言えば大抵の人が「虫野郎ことインセクター羽蛾」を思い起こすだろう。そう、アントニオと羽蛾は声優さんが一緒であり、当初は昆虫で統一しようか迷ったものの、「もう昆虫で統一しよう。編集も楽だし。だからこの際他のキャラもテーマ別に統一しちゃおう!」となんと他のキャラクターのデッキ構築にまで影響を与えている。さすがHA☆GAとしか言いようがない!元全日本チャンプは伊達ではないのだ!一応最初は「大洪水」「激流葬」「黄泉へ渡る舟」などアントニオが受けた水難を彷彿とさせるカードとかも入れていたのだが、全部抜き取ってしまった。
当然、漫画やアニメで羽蛾が使用したカードを中心にデッキを構築。そもそも彼はデュエル外での行動は卑劣でクズだが、デュエリストとしての実力は確かである。昔にしてはコンセプトと戦略が組まれたデッキの使い手だったためか、そんな羽蛾の使用カードを中心に組んだデッキは使っていてなかなか面白いデッキに仕上がったのではないかと思う。
☆ダン(若草物語 ナンとジョー先生)/声:神奈延年
この秘密のパーティーの主催者!使用デッキは「三幻魔」。アニメ版の強力な三幻魔のパワーで相手を叩きのめすパワーデッキ。主催者なだけあり、強力なカードを数多く投入。「三幻魔」が場にいる時のみの効果とはいえ毎ターン2ドローできる「失楽園」は非常に強力なフィールド魔法だ。さらに、近年KONAMIが三幻魔を強化しようと開発したストラクチャー用新規カードも多く投入しており、正規の方法以外で三幻魔を召喚できてしまうゲームスピードも強さのひとつである。簡単に4000の攻撃力を出してくる様はまさに無法者!
一応、三幻魔の融合体「混沌幻魔アーミタイル」も入れてあるのだが、はっきり言って三体の幻魔のままにしといたほうが強いので使うことはない。
なお、彼のデッキも最初は「昼夜の大火事」「火炎地獄」「モロコシーナ」などダンらしいカードが投入されていた。冒頭ではナットに負けるくだりが流れるが、ジョー先生はもっと強いらしい。
☆セーラ(小公女セーラ)/声:島本須美
使用デッキは「現世と冥界の逆転」。デッキと墓地のカードを入れ替えてしまう罠カードが切り札で、高速で自分のカードを墓地にためて1ターンに1度罠を伏せずに発動可能にする永続魔法「王家の神殿」とのコンボで手早く自分のたまった墓地をデッキに、相手の少ない墓地をデッキに変更させることで相手のデッキ枚数を減らすのが戦術(遊戯王の基本的なルールの1つとしてデッキからカードをひけなくなったプレイヤーは敗北するため)。先攻だと相手が何もできず負ける可能性が高い(相手がまだ何もしてない状態=墓地のカードが0なので、この時に墓地とデッキを変換されたらデッキ0になるので自分のターンが回ればドローできずに敗北になる)ため、この大会で唯一の先攻禁止選手である。弱点はこれ以外の勝ち筋がない事と、妨害札に弱い事。そして相手も墓地にカードをためるような戦術の使い手の場合、せっかくの現世と冥界の逆転が無意味になるところか。
ちなみにセーラのデッキには当初「ダイヤモンドドラゴン」「薄幸の美少女」「ガーネシア・エレファンティス」「ギミックパペット系カード」などセーラを彷彿とさせるカードが投入されていたがまともなデュエルにならないため殆どリストラする事になった。
☆マリウス(レ・ミゼラブル 少女コゼット)/声:勝杏里
使用デッキは「ギャンブル」。ギャンブルなんて全くしなさそうな男がまさかのギャンブルデッキである。実を言うと、最初は勝杏里氏がZEXALにて磁石の戦士系カードを使用するモブを演じていたのでそちらも投入されており、さらに弁護士を彷彿とさせるカードや「革命」等も入れていたのだが、あまりにもバランスが悪いのでギャンブルに統一してしまった。
動画内ではコイントスのカード及びコイントスを一度だけやり直す「セカンド・チャンス」が目立つが、実の切り札は互いにサイコロを振り、自分の出た目が6で相手の出た目が1の時に相手に6000のダメージを与える「ダイスポッド」だったりする。これは永続罠「出たら目」とのコンボで出来レースにすることが出来るため、うまく決まれば相手のライフポイントを一気に6000削り、他のダメージ系カードでトドメという美しいまさに革命のごとき流れで勝利する事も可能である。
☆死神ルイニ(ロミオの青い空)/声:小村哲生
使用デッキは「エクゾディア・ネクロス」。OCG化の際、儀式モンスターではなくなってしまい、かなりの弱体化を受けてしまったあの「エクゾディア・ネクロス」のアニメ版が切り札である!墓地に高速でエクゾディアパーツを五枚墓地に落とし、すかさずこの「エクゾディア・ネクロス」を特殊召喚!その並外れた破壊耐性と無限に上昇していく攻撃力で相手を叩き潰し、屈服させて売り飛ばしてやろう!
最大の弱点は「エクゾディア・ネクロス」以外の勝ち筋が手札に「エクゾディア」を揃えることくらいしかないところ。また、確かにあらゆる効果の「破壊効果」は受けないものの、それ以外の効果は受けてしまうという盲点を持つ「エクゾディア・ネクロス」…!はたして死神ルイニはこの秘密のパーティーで何人の子供をさらうことが出来るのだろうか?
なお、彼のデッキも当初は「死神」を彷彿とさせるカードで構築されていた。しかしあまりにも弱く、面白みに欠けるため現在のデッキになった。
☆ペリーヌ(ペリーヌ物語)/声:鶴ひろみ
使用デッキは「ユベル&闇属性」。いつもペリーヌはユベルネタを使わせてもらっていたのだが、ついにユベルデッキを使用して世界☆名作☆王の大会に君臨したのだった。決して破壊されず、攻撃力0だが戦闘ダメージを相手に押し付ける悪魔「ユベル」が切り札(「キラー・トマト」で簡単に呼べてしまう)。当然、ユベルの2つの進化形態も投入されている。他にも攻撃力こそ低いがトリッキーな効果を持つ厄介な闇属性モンスターが多く、しかもビルフランに似たカウンター罠を複数枚投入し、相手の行動を妨害する戦術も使いこなす。
さらに、アニメ版「手札断殺」「アカシックレコード」「天よりの宝札」などドローソースが豊富であり、セーラには及ばないもののかなりドローしまくれる。
当初と変わらずペリーヌを彷彿とさせる「狂犬マロン」や「セカンドンキー」は投入されているが、最初は三幻魔も投入されている激重いデッキの予定だった。さすがにバランスが悪すぎたため、ユベル系統と闇属性に統一されている。
これがトーナメント出場者たちである!
ちなみに他の候補にはルシエン・モレル(声:山田栄子…デッキは赤髪系カードとレッドアイズ系カード、馬系カードの混合)、ジェームズ・エロル(声:小川真司…アニメZEXALでDr.フェイカーが使用したカードで組む予定だった)、クールフェラック(声:竹本英史…レア・ハンターが使うエクゾディアデッキ)、エッグマン(声:田中宏樹…アニメ5D’sでアンチノミーが使用したTG系カードとニワトリや卵系カードで途中まで組んでいた)などがいたが、ザイミスに出場枠が渡る事になった。
おそらく、遊戯王は私の動画の客層とは合わないため、あまり人気が出ないと思われる。そのため、あくまでもデュエル系は今回限りの予定ではあるが、機会があればまたやってみたいと思っている。
また、私の友人である「カイザー海馬DX」氏が自分も動画を出してみたいとしてこのEDOPROの動画を制作、出す予定があるそうだ!期待大である!
それでは長くなってしまいましたが、今回も動画のご視聴及び、記事の拝読、ありがとうございました。
デュエル・スタンバイ☆