ミニ四駆!最近なかなか大きなことはやれていないのですが、レーサーの皆様いかがお過ごしでしょうか?
私はここ最近で何か大きなことをやったか?と問われれば、ちょうど1ヶ月前にとある大会に出場してきました。
その名も「EndyGP2022」!!そのRd4に出場しました。
しかも現地へ行きました!まぁ、開催が愛知県の岡崎市でして、行ける範囲だったものですからマシンを郵送するのがなんか勿体ないかなぁというのもあった(ケチくせぇなおい)のですが、せっかくなので現場の空気というのを感じたいという気持ちが強かったのです。
この大会にはいつもお世話になっております、海乃いるかさんに紹介を受けて出場しました。いずれ別記事も書く予定ですがこの方は自作のモーターオイルを製作していらっしゃる方でして、実際に販売もされております。私も何度か提供していただいたことがありまして、それを使わせてもらった動画をいくつか出しております。
とても効能を見込めるオイルですので、また別記事を用意する予定ですが是非ともご検索くださいませ。
さてさて、それでは簡単に大会と動画について書いていきましょう。
☆EndyGPとは?
EndyGPはその名の通り、Endyさんという方を主軸に開催なさってるミニ四駆のリモート大会です。
リモート大会というのは、最近まで脅威を見せていたコロナウイルス君に対抗してあちこちで開催されている大会形式でして、大会運営がカメラを回す事で成り立つ大会なんですね。ようは参加者が大会運営の方のほうに自作のミニ四駆を郵送し、届いたマシンを運営の方々が走らせて勝負するわけです。
これならば運営と、現地に来れる方(今回の私みたいな)が集まって進行していく事で多人数の大会でもやれちゃうわけですね。ネックになるのはコースの確保ですが、レベルの高い一流の運営ならばそこも貸し切ったり、運営がセッティングしたりとちゃんとした環境を整えてやれております。
わりかし手間はかかりますが、郵送代を参加者側が自己負担で出したり参加品として賞品景品になるようなパーツを同梱で送ったりなどする事で大会が成り立ちます。みんなの協力があってこそ!といったところでしょうか。それはやはり、大会運営の責任者の方(Endyさんのような)やそれを取り巻き協力する委員会の方々の人柄や熱意によるものが大きいと思います。一流のリモート大会はここが違う!
ちなみに私はこのリモートのミニ四駆大会ならば他にはこのEndyGP以外にも参加したことがあります。それは中日新聞が開催した「中日新聞B-MAX走行会」の第1回!ちゃんと中日新聞もこれの動画を出していらっしゃいました。
これは私がまとめたものですが、中日新聞大会の動画です。
その後も大会は開催されてるみたいですね!予定があわず、その後は行けていませんが…(;^ω^)
https://www.chunichi.co.jp/article/551067←コチラ中日新聞のページです
恥ずかしながら私はこれら以外のリモート大会には参加した事がない未熟者なのですが、各地で開催されているリモート大会も可能なら参加してみたいと思っています。開催者に問題がなければちゃんとした大会として盛り上がる事は間違いなく、トラブルも起こりにくいものと思いますね!
☆大会前に…投稿者の参加マシン!
せっかくなのでコチラを。マシン製作動画になっております。
観なくても大丈夫なように解説などを…
この大会はレーザーミニ四駆を主に参加するルールになっておりまして、マシンはレーザーパーツ1個は必ず装着しなくてはいけないもののあとは自由な「オープンクラス」と、レーザーミニ四駆でレースする「レーザークラス」に分かれておりまして、投稿者は「オープンクラス」でいきました。
これは私の確認不足で勘違いしていたのですが、クラスごとに分かれてる大会ではなくどちらのクラスも混ぜてレースしていき、不利な「レーザークラス」にはその分のポイントが加算されるというルールでした。
そもそもレーザーパーツってなんだよ?という話ですが、最近のミニ四駆はコースがフラットなものではなく坂やジャンプ台が数多く設置された「立体コース」というのでレースするのが主流でして、あまりにスピードがあればすぐにコースアウトしてしまうんですよね。
いくらストレートが速くてもコースアウトしやすく、更にバンクやカーブの多いコースではスピードよりパワーや的確な減速の頻度が必要になってくるわけです。
そういう状況なので、公式のタミヤさんが小さなお子さんでもただ素組みで立体コースに対応できるようにしたのがこのレーザーパーツをデフォルト装備した「レーザーミニ四駆」というわけです。
さて、しかしレーザーパーツというのはようは減速のためのもの。
もう1つのルールとしてこの大会は必ず「ノーマルモーター」で走らなくてはならない。ノーマルモーターというのはミニ四駆のキットに最初から同梱されてるモーターでミニ四駆モーターの中では最遅です。これを義務付けられているという事はただでさえブレーキになるレーザーパーツはネックになる!
そう考えた投稿者はまず、モーターを両軸で扱えるMAシャーシを起用する事にしました。
当然、いるかさんのオイルも使用!!
両軸パワーでスピードを出し、あとは負担になりにくいレーザーパーツを選択!
これは「ロードナイト」のレーザーパーツを選択したものです。
なぜこれにしたのかというと、この無改造状態でコースの壁に干渉しそうもなかったからですね。当初はいざとなったらレーザーローラーを外そうかなとも思っていたのですが、意外に外に飛び出なかったのでそのままにしました。
そして完成したのがコレです。名前はガイアブレイカーZ-9!まぁコレの前に作った2台は色んな意味で黒歴史といいますか、使った場面をなかったことにしたいくらいなんですけどマシンに罪はないですからね…
ともあれ、急ごしらえでピボットまでつくったコイツでMAによる安定感とスピードを両立したマシンを目指したわけです。レーザーパーツによる減速もほぼないので、ノーマルモーターでもかなりのスピードを出せる!と期待しました。
実際、上に貼った動画でのテスト走行では快調な走りを見せてますしね!
よーし!じゃあマシン紹介はこれくらいにして大会について書いていきますか!
☆EndyGPに実際に行ってみてどうだったのか?
なんというか、本当に仲間という方たちが集まって楽しんでやっていらっしゃるんだなぁという…ある種当たり前なのかもしれませんが、皆さん本当に仲が良い方たちでした。逆に言うと、私はやはり皆さん初対面の中入り込んだ形なのでなかなか溶け込むのには難しい面もありましたが、気の良い方ばかりでフレンドリーな方も居てくださいましてとても空気感の良い大会だったと思います!
私は用事が入ってしまいまして行けなかったのですが、大会の後には打ち上げの食事会もあったようです。
一見、気がよさそうに見えても見えないところで仲間外れにしたりとか一方的に話し合わずに遮断して、本人がいないようにしてから大会を開催する…そういう人もいるというのを聞いております。しかし、それはごく一部にすぎないという事。ちゃんとした大会の参加者の方や主催者の方々は「レーサーならばみんな仲間だ!」「トラブルがあっても一緒に乗り越えよう!」みたいな気概を感じ、それがストレートに会場の雰囲気のなごやかさや盛り上がりを覆いだすきっかけになっているんだろうなぁとしみじみと感じました。
さて、そんな素晴らしいスタッフが集った大会ですが、ではどんなコースでやるのか?という事ですが…
うおー!なんという本格的なコース!
何せ、公民館の一室を借りて、コースのパーツをもってきて、そこで組み立てて…ってやってますからね!一流の大会はそもそもこういった下地つくりもコース製作も完璧なのだと思い知らされます!
そして会場には既に数多くの大会参加マシンが並べられていたのだった…!
す、スゲー!!
なんというか…壮観ですな…!ミニ四駆というのは人となりが出ますよね。速さを追い求めつつもエンタメ性も重視したマシンの大群!!
1台1台が素晴らしければ大会が博物館に変わってしまうような感覚というんでしょうか?この現地に行けたのが幸運に思えます。
しかもこの大会には様々な豪華賞品…
そしてトロフィーまでも!
こういったものまで用意するなんて…よっぽどの好き度と情熱!大会を盛り上げようという決意と熱意がなければできません!
それに呼応するかのように豪華なマシンが集まってきたというのは当然かもしれないですね。
今一度、選手たちの魂のこもった相棒たちをご覧あれ!!
☆まさかの豪華ゲスト!大会盛り上がるッ!!
…しかし、私はマシン製作時は予想していませんでした。
この大会には参加者以外にも素敵なゲストが来てくださったのです!
岡崎市のゆるキャラ…「オカざえもん」です!!
↓オカざえもん関連のサイトはコチラ↓
https://okazaki-kanko.jp/point/755
Endyさんが呼んでくださったようなんですが、まさかのテレビとかにも出ていたような人物の登場にビックリです。チャックもありますが一体どんな人が…
私なんてそんなに有名人に会った事ないですからね…。今は亡きハマコーこと浜田幸一や、強面俳優の宇梶剛士、ももいろクローバーZくらいですよ。生で会った事あるの!オカざえもんさんで記録更新だ!!
このオカざえもんさん、長く居てもらえば居てもらうほど料金が高くなっていくとの事。エンタメのためにこんな豪華ゲストを呼んでくださるなんて…!す、すごい!並の開催者じゃできないことを平然とやってのけるッ!
このオカざえもんさんには大会の開会式においてそのセレモニーとも言える試走式を行ってもらおうという事で来ていただいたのでした。
まずはオカざえもんさんにマシンを選んでいただき、開会式にて走らせてもらう!景気づけにはうってつけですね!
一瞬、そのぬのぬのしたオカざえもんさんの手にマシンのタイヤが引っかかったのか車輪が止まる一幕もありましたが…(笑)
無事に発車!
難解なコースゆえにコースアウトしてしまったものの、オカざえもんさんのおかげで大きな盛り上がりを見せた開会式でした。
オカざえもん、ありがとう…!!
そんなこんなで進んでいく大会ですが…
やはりコースが難解ゆえにコースアウトが続出!途中からは対策として「サドンデスルール」が適用されていきました。
これは、最後までコースに残っていた方の勝ちというルールでして、言ってしまえば遅い方が勝つルールです。上に画像を載せたすり鉢状の連続コーナーが特に厄介なのですが、コーナーが厄介なんじゃなくてその前の超ロング上り坂が鬼畜ゾーンとなっておりまして、ここで一気に加速してしまい、その後曲がれなくてコースアウトという展開が大半でした。
この鬼畜ゾーンに先に進入した方が先にコースアウトするわけですから、遅い方が勝ってしまうわけです。いかにコースアウトしないかの方がスピード勝負よりも重要なわけですね。3ラップ目まで残ったとしても油断すれば鬼畜ゾーンで吹っ飛ぶので、圧倒的な安定性が重要でした。
ん?ちょっと待てよ?
確か投稿者のやつ、ブレーキになるレーザーパーツをいかに干渉させないか…
いかにスピードを出すかを考えてMAパーツを抜擢した
とか書いていたな?
そして、激動の予選を経て決勝トーナメントに勝ち上がった精鋭たちがこちらだ!!
ってやっぱりおれのマシン残ってねぇ~!!!!!
あとスターウォーズマシンかっこよすぎだろ…!
これはもうね、すんごいリベンジしたいです…
次は変なエンタメやスピード重視を考えずに堅実なマシンをつくろう…(´;ω;`)
様々な紆余曲折と激戦を経て、優勝したのは「サイバーフォーミュラ」のアスラーダを模したマシン!
2位もアスラーダを模したマシンで、サイバーフォーミュラ合戦と化した決勝は大盛り上がりでした!
優勝おめでとうございます!!
最後にあらためて動画を貼っておきます!EndyGPの皆様、視聴者の皆様、読者の皆様!ありがとうございました!